毎日放送されるドラマは、こっちが乗っててついていけてる時は次が待ち遠しいくらいなんですけど、ちょっと土日を挟んで見てるこっちがリズムを崩したりするとあっという間に録画が溜まっちゃって、ほんとに怖いな、と思います(笑)
(ま、好きでやってることなんですけど)
お話の進行としては、私も大好きだった東山の隠居暮らしが終わることになりました。(そんな穏やかなもんではないですが)
あの家、好きだったのにな〜。
冬は寒そうだったけど。
ああ、埋めっぱなしのお酒が気になる…。
前回の独り言はこちらです↓
双児さんが新王后に…
晋王の司馬弘がクーデターで軟禁された時に、成り行きで巻き添えを食らってしまった宮女の双児。
晋王と二人だけで軟禁されてると分かった時は絶望しただろうな〜(笑)
私だったら、絶対嫌だ。
自分だけでもどうにか逃げるわ(笑)
伏し目がちにおどおどと晋王に尽くし、時に母性をもって司馬弘を慰めたりと、癒しの女性。
まあ晋王も、薬や追い込まれた精神状態から時々荒れてたこともあったみたいだったから、ほんとに怖かっただろうな〜なんて同情してしまう。
お母さんも巻き添えで殺してしまうことになるし…。
(あれは、ひどい)
司馬弘としては、自分の立場も危うい状態で、せめてもの労いと言えば、(その時点では)形だけでも王后にするくらいしかできないというところが切なかったです。
でも先の王后といい、双児も慎ましい、淑やかな女性だし奥さんには恵まれてる人ですね、司馬弘は。(まあ、対照的に貴妃はなかなかのキャラですが)
後に貴妃に「そなたに思い知らせるために、身分の低い宮女を王后にした」とは言ってましたが、ある程度の情もあっただろうな、なんて思いました。
張尚書、ご退場
嫌味なキャラ代表みたいな張尚書。
楚北捷に替わってこの人が軍権を持たされた時は、見てるこっちも「それはあかんやろ」と思ってしまったくらい(笑)
軍の指揮なんてできるわけないし。
あんなスネ夫キャラが…ねぇ。
晋王を心の中ではバカにしてやりたい放題やった張尚書も、「ニセ楚北捷をでっち上げて新晋王を立てよう事件」で本人登場という残念な結果であっけなく失脚。
見てるこっちも「ふ〜、スッキリ」と思っていたけど最後がちょっとだけ可哀想で…。
さすがにどうにもならないと悟った張尚書が娘(張貴妃)に「逃げよう、暮らしだけは不自由させないから」と言ったら、まさかの娘の言葉。
”罪を犯したのは父上だし、私のお腹には皇子もいる(嘘だけど)。父上は前に、私の守り刀になってくれるって言ったよね!?だったら、どうか私を助けてください”なんて…。
張尚書も「もう皇子を用意してやることもできないんだぞ」なんて言ったけど、自分でなんとかするという張貴妃(できるかな〜?)。
最終的にはそんな状況で「娘娘(niáng・niang)…(この場では貴妃様)」と言って、涙を流しながらひれ伏すしかない張尚書。
貴妃よ、父親になんてことさせとんじゃい!
自分で望んだ立場ではなかったにせよ、心底人が悪いのは貴妃の方だったのね。
張尚書の最後のシーンは縊死のカット。
舌が出てる……(^^;;
東山の静かな暮らし
無事に東山で隠居暮らしが叶った北捷、娉婷夫妻。
結婚式もできて、微笑ましかったですね。
私も、やっと赤い婚礼衣装に見慣れてきました。
だけど、このお二人は赤系の衣装よりも青系の衣装の方が似合うような気がします。
でもまあ、良かった。
娉婷の方は心底安心してるわけではないでしょうが、とんでもない陣を屋敷周りに施してるようですしね(笑)
そこでまた北捷好きの心を掴む言葉ですよ。
「ここが危ないと思うなら、平気なふりをするな。(嬉しい、不安など)どんな感情も私に言え。私がいるのだから、強くなる必要はない」(的な…)
は〜…。いいですねぇ。
こんなに言いづらいことを察してくれて、ちゃんと言ってくれる男はなかなかいないんじゃないでしょうかねぇ。
そして、時機が来たら異国へ行こう、とも。
それがいい。それがいいよ(笑)
この国にいる限り、邪魔してくる人が後を絶たないしね。
ついでに、どうってことないシーンだったけど、夜、屋敷で北捷が淹れたお茶を娉婷と醉菊の3人で飲むシーン、好きだったなぁ。
私の中国茶好きには、多分ああいう雰囲気が頭のどこかにあって、あんな風流なところに憧れてるんだろうな〜なんてふと思ったり。
まあ、そんな暮らしも長くは続かず、やっぱり不安定な晋の情勢に”やっぱり鎮北王がいてくれたら…”なんて風潮が出て来て朝廷から呼び戻しが…(^^;;
それを察した北捷も先手を打って早々に旅立とうとするも、”あの”貴妃にしてやられて結局朝廷に戻ることに…。
同時期に娉婷が北捷の子供を授かったことがわかるも、タイミングを逃して報告できず…。(後々知ることになるけど)
静かな暮らしは短く、あっという間に不穏な雰囲気になってしまいました。
貴丞相という人
白蘭で密かに耀天公主に思いを寄せている貴炎という将軍の父、貴常青(丞相)。
先帝時代から長く仕え、朝廷で絶大な権力を持っている人物。
戦を避けるという、一応先帝の方針を遵守する姿勢を頑なに崩さないのは、裏で軍事費を着服し、また密かに燕にお金で擁護を願っているためというなかなかの狸親父。
この人も一見腹黒い悪キャラに見えますが、出来の悪い息子に手を焼いたり、娘とも思う耀天公主に何侠には十分気をつけるようにという忠告を再三したりという、人間らしい側面も見えるような気がして、私的には嫌いとも言い切れないキャラです。
特に何侠に対する見方は、息子を推したい気持ちを多少差し引いても、白蘭の人間としては結構まともだと思いますし、耀天公主もあからさまに貴丞相の意見を否定せず、顔を立ててもいますしね。
この悪すぎないポジション、結構好きです。
耀天公主、何侠という切れ者夫妻に”大木”と言わしめるも、息子は”小木”扱いで、少々手荒なやり方で利用されてしまうという(笑)
それにしても本当に残念な息子だなぁ、貴炎(^^;;
司馬弘VS張貴妃
やっと張貴妃が司馬弘の前で悪事を白状する時が来ました。
は〜、すっきり!!
張親子に転がされてるかに見えていた司馬弘でしたが、実は途中から張貴妃が泳がされていたのだという真実。
実は私、この辺から時系列が怪しくなってまして…(^^;;
誰がどの段階でどこまで知ってたのか、ということが。
○司馬弘は”皇子の殺害、その罪を楚北捷(と白娉婷)になすりつける、何侠と手を組んだ”ということについては知っていてそのまま泳がせた。
○李太医との不義密通は司馬弘の差し金(というか、張尚書亡き後、自分の罪に恐ろしくなった李太医が白状した時、このまま芝居を続けろという指示を出した)。なので、皇子について「朕の子か?」と問う。
→この時点でそう言うなら、何故、張貴妃の出産時の皇子襲撃の罪で楚北捷を疑うのか?不義密通の子なら皇子ではないのに…。みんなの手前、形だけ?…と言うには割と本気だったし。
○そもそも張貴妃の妊娠自体が偽装だったとは、この後(楚漠然の報告と脱獄した楚北捷の書き置き…直接的ではないけど)で知った。(そしてその確認が取れたので楚北捷を解放した)
○前王后が張貴妃に殺されたことを、この時初めて知った。
○そしたら…あれ?張尚書の指示でやった李太医の悪事って何だっけ?
金丹?…じゃないか。
妊娠偽装?…だったら張貴妃の出産が芝居と言う認識もあったのでは?そしたらなんで楚北捷を皇子襲撃の罪に問うのか?
え?皇子の毒殺?
…わからない…(^^;;
それにしても罪という罪をやってるなぁ、張親子。
要は「情けなくも自分で弟を呼び戻したくせに、早々に罪人に仕立て上げるなんてどういうことやねん!?」と思った、ということなのでした(笑)
う〜む、どっかで私、勘違いしてるかな?
私の小さな脳みそが大混乱を起こしたので、もう一度遡って録画を確認しようかとも思いましたが、まあただの娯楽ですから、そこまで頑張るのはやめておくことにしました(^^;;
へへ。もういいや。
このいい加減さが私。
またまたどうでもいいことなのですが、張貴妃にとどめを刺した司馬弘の言葉「楚北捷は”楚”ではなくて”司馬”で、朕の実の弟だ」(みたいな)ですけど、それで「司馬北捷」って、なんだか語呂が悪いし、字面もなんだかな…なんて思ってしまいました(^^;;
まあ、お母さんの姓を名乗ってたから、それに合わせたんでしょうかね。
ふう…久しぶりにまた熱く、長々と独りごちてしまいました。
現在、物語はあの”諦めの悪いでお馴染みの”(笑)何侠が娉婷を連れ去るところで土日休憩を挟んでおります。
これからまた、モヤモヤする展開になるんだろうな〜とは思いつつ、まあ見るんですけどね(笑)
※「孤高の花」全体についての記事はこちらです↓
追記:2018.4.16
まだまだ続きます…。
コメント
今日はっ(^^)
張貴妃の産んだ皇子殺害容疑で即投獄、三日後処刑。ってそりゃないだろ!?って
思いましたよ。法治国家じゃないって。嵌められ殺されそうになった時、さんざん
痛い目に合ってた北捷が助けに来てくれたんだよ!?それを疑うなんて!
私も「はあ!?」でしたよ。
後で全て皇帝の策略と分かりすっきりしました。貴妃の悪巧みにわざと乗り、北捷を
動けなくする。その間に何侠に娉婷をさらわせる。怒った北捷が大軍を率いて白蘭を
攻める。ごぼう将軍でしたっけ?も一役かんでて(この方も好きでした。(TT))。
北捷に戦をさせんがための皇帝の策略。これが分かった時「おお~」でしたよ。
韓信さま
そう、この一連の流れですよね〜。
弘も一国の主らしいところ、あるんじゃんなんて、ちょっと見直しました(めっちゃ何様発言ですが…笑)
今晩はっ(^^)
ほんと弘さん、この企みはお見事!でした。ただ策士、策に溺れるで、後に大後悔ですよね。
ごぼうさんじゃなくてしんぼうさんでしたっけ?(汗)
(一軍を担える将軍が最期、あんな死に方なんて・・惜しい人を亡くしました。この物語、ガンガン人材が亡くなりますよね。ま、乱世なんで仕方ないんですが)
思っちゃったんですけどね、あんな山奥に隠遁せず都の屋敷に住んでれば、娉婷さらわれなかったと。(世俗と離れたいから、人気のないとこに住むんですけどね)
これ言っちゃあ話になりませんねー(笑)
そーいえば何時、娉婷は「世俗と離れた生活をしたい」なんて言ったんですか?
こんにちは♪
臣牟さん!ああ、この方、筋の通った良い男だったのに、残念でしたよね。
亡くなった時は心が痛かったです(涙)
娉婷の話って、私が「感想5:白髪ver.の〜」で書いてた「(娉婷もそう言ってた〜)」ってくだりだったら、ごめんなさい、その直前の「この人が普通の民として生まれてたら〜」に掛けてたつもりで、娉婷が北捷を刺してしまった後の洞窟でそれを言ってたって話でした(^_^;)
はる様 追加です。
そうそう、耀天皇女、仰る通り見事なバランス感覚ですよねーただの可愛いお姫様かと思ったら。帝王学なんて当然学んでないだろうに。
惜しいなーこのまま皇女が生きてて、皇帝になった北捷との国同士の駆け引き、見てみたかった。当然、北捷には娉婷もいるし、叶わないだろうけど。何侠が皇女を補佐して。
なあんてね。