こちら今年の始め、まだ寒い頃に行われたチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」で購入した辻利のチョコレートの空き箱でございます。
確かめてみますと、購入した日が2017年2月1日、箱の裏に表示されている賞味期限が2017年3月3日ですから、その間に食べてしまったのち、惜しくも空になってしまった箱です。
お菓子を食べ終わったら空き箱は捨てましょう。
普通はそうですね。
でも、なぜかすこぶる気に入ってなかなか捨てる気になれないのです。
和と洋の融合に惚れた
お気に入りの空き箱を再利用するのも楽しいことです。
私もいくつかお気に入りの箱や缶を残して再利用しています。
ですが、これに限っては再利用できそうな作りではないのです。
開け閉めに手間がかかる作りになっていますし、サイズも何を入れたらいいのか迷ってしまうような大きさです。
なので、ただただ飾っているだけ。
いくつかチョコレートを買ってきて、いっぺんには食べられないためちょっとずつ楽しんでいる間、デザインが凝らされたパッケージすらも愛でていたのですが、一つ減り、二つ減りしていく中で、ついにこのチョコレートを食べ尽くした後でも何故か捨てる気にならず、すっかり季節も変わった今現在でも部屋に鎮座しているのです。
どこがそんなに気に入っているのか…。
まずは老舗のお茶やさんならではの、お茶の入れ物を模したシルエット。
口も抹茶色のゴムで留めてあるところもポイント。覆いの布にかけた紐のよう。
横書きのフランス語と縦書きの漢字。ジャポニズムを彷彿とさせます。
で、ビビットながらも抑えの効いた色使い。
こんなところでしょうか。
私の好みにドンピシャなんです。
もうちょっと再利用できるような仕様になってればと思いますが、そうでなくても捨てられずに飾っております。
自分が本当に大好きなものには自分の本質があると思うので、好きなら好きで味わいつくそうと思うんです。
で、気が済んだら処分する。
そのつもりなのですが、これに限っては、まだ愛でていたいなぁと思っています。
そういうところが、ミニマリストの資質とは程遠いところなんでしょうね。
ちなみに中身は…
「お濃い茶マンディアン」というチョコレートが入っていました(現在販売は終了しています)。
あいにく写真を撮っていませんでしたが、箱の中に紹介の紙が残っておりました。
マンディアンとはプレート状のチョコレートの上にドライフルーツやナッツが乗っているもので「托鉢修道士」を名前の由来としているそうです。
辻利の抹茶に和を意識した素材を乗せているマンディアンでとても美味しかったです。
そして、箱!めちゃくちゃ可愛かったです!(なんか、怒られるかな…)
仕分け結果
気が済むまで飾っておきます!
いつかそんな日が来るのかなぁ?
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