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【中国ドラマ】「紫川之光明王 Eternal Brotherhood 2」感想:古装ファンタジーの権謀もの。三兄弟が魅力的で惹きつけられる!

中国ドラマ

YouTube 爱奇艺华语剧场チャンネルにて中国ドラマ「紫川之光明王 Eternal Brotherhood 2(2025)を見終わりました。
全24話。
(ビジュアル、その他情報はこちら→百度百科

ここ最近、BSで放送されている中国ドラマは自分向きじゃないなぁと思っていたところ、YouTubeで最近更新された本作が最後まで見られそうだったので見てみました。
私の好きな張銘恩さんも出演されているということもありまして。

原作小説がある作品らしいのですが、架空の大陸で領土争いの中、祖国のため、またより良い世界にするために奮闘する若者を描いているという点では、なんとなく「九州縹緲録」っぽいなと思いました。

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主なキャスト

紫川秀(紫川三傑の一人。紫川家の前君長(君主)である紫川遠星の養子。紫川寧と幼馴染。達人左加明王の弟子):楊旭文

帝林(紫川三傑の一人。監察軍統率):劉宇寧

斯毅林(紫川三傑の一人。”紫川の虎”と呼ばれる勇猛な将軍。帝守備軍統率):張銘恩

紫川寧(紫川家の現君長紫川参星の姪で後継者。紫川秀を慕っている):李墨之

卡丹(北族の姫。塞戎神皇の娘。恒川戦役で紫川秀に捕らえられ捕虜として紫川へ連れてこられた):蔡卓音

紫川参星(紫川家の現君長。紫川寧の叔父で前君長紫川遠星の弟):馬少骅

印象に残ったところ

こちらは“後編”作品でした!

いや、なんとなく「紫川」って作品は少し前に見かけた気がするなぁとは思ってたんですよね(笑)
探してみると「紫川・光明三傑」(2024)(→百度百科)という作品でキャストは引き続き同じようでした。
とりあえず、YouTubeでサクッと見られる1〜5話と、全24話を数時間にまとめたハイライト動画、あと百度百科で粗筋を読めばいいかなと思って見てみたら、ラストが思いっきり戦の途中でクライマックス!というもの。
本作はその続きで前編、後編作品の後編にあたる作品でした(笑)

ついていけるかなぁと若干不安でしたが、意外とちゃんと楽しめました!

世界観としては“九州もの”に近いと理解すればいいのかな?

タイトルの「紫川」は架空の国名であり、尚且つ君主一族の姓でもあるようです。
舞台である西川大陸紫川北族の二大勢力、ほかに流風家林家の領土と、さらに二十三にも細々と分かれた区域からなる遠州に分かれており、それぞれが長年領土を巡って攻防を繰り広げているという世界観のようです。

キャラクターも純粋な人間だけではなく、半獣人や龍族、蛇族、精霊族などもいるようですが、ビジュアル的にはほとんど人間と変わりなく、見た目では違いがよく分かりませんでした。
その点では前述の「九州縹緲録」が凄くわかりやすかったなぁと。(こういうのって、如実に製作費によるものなのかもしれませんが)

ファンタジーではありますが、華美とか豪華な感じではなく、全体的にダークトーンでクールでカッコいいビジュアルといった印象でした。

紫川三傑の三兄弟が魅力的

三兄弟といっても義兄弟なのですが、この三人がそれぞれ凄腕でカッコよいのも見どころだと思いました。

元々表立って義兄弟だとは明かしておらず、なんなら犬猿の仲を演じていたりするのに、密会場所では本当に兄弟らしくざっくばらんに話したり、逆に政権争いの中で、どういった動きをしようかとシビアな相談をしたりしていたりするのも面白くて。

大哥、帝林は兄弟分と愛妻以外には冷酷で、それを目の当たりにすると兄弟でも引いてしまうくらいなのですが、本当はそれくらい割り切らないと乱世では大切な人を守ることなんてできないんですよね。

二哥、斯毅林は部下思いで紫川家に忠実な将軍。兄弟の中では極端な兄と弟の間を取り持つバランサー的な存在(ある事件で溝ができた二人の間でメッセンジャー扱いされてブチ切れるシーンは可愛かった 笑)。

そして末っ子、主人公の紫川秀は一見いい加減で口が上手いタイプながら、武芸のみならず交渉ごとや国づくりでも優れた手腕の持ち主である上に、武芸以上の不思議な能力も持っているような人物。この点は本作でも明かされませんでした。やっぱりシーズン3…ですかね?

三者三様の個性ながらも、三人とも武術の達人ですし、なによりカッコ良いしで目の保養でした。

ハードな権謀術数や戦パートと紫川秀まわりのコミカルなシーンのバランス

基本的に架空の大陸で領土争いをしている話なので、それぞれの勢力、または国内の権力争いや戦のシーンも多く、そこで祖国のために活躍する三兄弟という内容になるのですが、主人公の紫川秀が一見適当にも見える言動のキャラクターなため、紫川秀のエピソードでは意外とコミカルで軽妙なシーンも多く、作品全体的にもあまり重すぎないのが見やすかったなと思いました。

まだ続く…の?

こちら、完全に後編ドラマだったと言いましたが、実は本作のラスト自体も完全に決着がついていません(笑)
タイトル通り、主人公の紫川秀光明王になった、というところで“一区切りついた”だけ。紫川秀が聖廟で見た予知夢もまだ現実化されていませんし、まだまだ気になるところだらけです。

正直20話を過ぎた頃には見ていて「あれ?これ24話で終わりなのに、全然収束しそうにないけど??」と思っていたのですが、案の定ラストは「え?これで終わり?」と肩透かしを食らった感じで(笑)
また忘れた頃に全然違うキャストで三作目を作ったり、なんてことにならなければいいのですが…。

でも、三兄弟はカッコ良かったし戦のアクションシーンは見応えがあるし、頭脳戦は引き込まれるし、三兄弟の恋愛パートもそれぞれの人となりが描かれていて楽しめました。
機会があれば、前編である「紫川・光明三傑」もちゃんと見てみたいなぁと。

また本作で私は初めて楊旭文さんを見たのですが、ほんと、世の中にはいろんなタイプのイケメンがいるもんだなと改めて実感(笑)(声を当てておられた弋凡さんの声もキャラクターによくマッチしていて良かったです!ご本人の声はもっと大人っぽいようなので)
今後もチェックしようと思いました(「唐朝詭事録」は機会があれば見たいな〜)!

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