いつだったか、何の気なしにネットを徘徊していてふと「1年間洋服を買わないチャレンジ」というフレーズが目に飛び込んできました。
そういえば最後に服を買ったのはいつだったか…とカードの記録をたどっていくと去年の7月にボトムを1枚買ったのが直近の買い物のようでした。
もうすぐ1年。
(ちなみにその前はその半年前に、やはりボトムを1枚)
そして、おそらくこの1ヶ月でも服を買うことはないでしょう。
気がついたらそうなったという結果だけですし、どちらかといえば「装う意欲のなさ」を指摘されても仕方ないくらいの私なので、「そうか〜。こういうことがチャレンジになる人もいるんだな〜」なんて新鮮に思った出来事でした。
チャレンジというのは人によってこんなにも差があるもんなんだな〜と改めて「人の多様性」を思い知った気がします。
自分を知るということ
洋服を買うのが好きで、しかも「いっぱい持ってるのに、着る服がない!」という方がこういうチャレンジに挑んで、一度自分の服の好みにしっかり向き合ってみようとされるようですね。
買わずに手持ちの洋服でやりくりしようとすることで、「好み」という観点とは少し違う「実際に自分が着る服」を見極めるレッスンになるようです。
そして”実際に着る服”の中から、より好みにフィットした服を見極めるという順番でしょうね。
これが”好みの服”の中から実際に着る服という風に絞っていくと、確かに効率が悪そうです。(実際着ないものをたくさん所有する羽目に…)
これって自分としっかり向き合うこと、自分を知るということになるんだろうと思います。
私の場合
こんな私でも、実は一応私なりの服の好みというのはあるのですが、いわゆる「ファッション好き」とはまた全然違うんだろうと思っています。
ただ、服に限らず多くの持ち物を所有してメンテ・整頓することに疲れたために、必要最低限を見極める「クセ」を長い時間かけて自分の身につけた結果、滅多に買い物をしなくなったというだけで。
一回所有したら、捨てるのも実は結構大変ですし。
(実際の手間がかかることと、踏ん切りをつけるメンタルの負担)
滅多に買わなくなった、というよりは「買い物をするのにめちゃくちゃ慎重になった」という感じかもしれません。
まあ、自分の中でファッションの優先順位が1番でなかったということも幸いしてるのかもしれませんが…。
洋服というアイテム
ただ、洋服はただの持ち物と違って絶対必要だし、着てればいいというものでもなく、着てるものである程度判断されてしまうという面も持ったある種重要なアイテムであることでついつい過剰に準備してしまいがちなのかもしれないですね。
あの「TPO」という圧のあるフレーズ(笑)
まあでも、1日に何回も着替える人は少ないでしょうから、やっぱり「実際に着る服」というフィルターから入っていけば、数は自然と適正に絞られてくるのかもしれません。
そうして「仕事着ばっかり着て、自分らしくない服を着てる日の方が多い」ことがしっくりこないなら、もしかしたら仕事やライフスタイルそのものが自分にしっくり来てないというフラストレーションなのかもしれませんし。
洋服は一番わかりやすい自己表現ですもんね。
私にとって
こういうチャレンジなら私にとっては本当に簡単なのですが、これが「1年間チョコレートを買わないチャレンジ」なんてことになったら、おそらく発狂するでしょう(笑)。
でも、これが簡単な人もいる。
そういえば、”1年間お酒を飲まないチャレンジ”でも全然平気だわ、私。
まあ、ただの嗜好品と必須アイテムの差は大きいですが、何か自分なりの課題を見つけて自分を磨いていくっていいことですね♪
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