押入れ防音室が完成して数日。
実は毎日入っています(笑)
入り浸るとまでは言えないのですが。
小さな小さな空間に篭っていると、内装を凝りたい衝動にも駆られます。
狭いし、長時間いられる環境でもないんですけどね。
部屋じゃないんだから。
…いや、部屋みたいに使ってもいいのかも。
「部屋の中の部屋」。
子供の時に憧れた、あれですよ。
「なんだかいい」というのもぼんやりした感想なので、もうちょっと具体的に挙げてみたいと思います。
外がうるさい時に避難できる
昨夜は台風で一晩中すごい音がしていました。
強い風が家に吹きつけられている音。
建物が軋む音。
何かが吹き飛ばされて、転がっているような音。
そして、そのどれもが異様に大きい。
怖い。心配。
でも、ひたすら耐え忍ぶしかない時には、防音室に入ってイヤホンをすれば随分気が紛れます。
こちらが出す音だけでなく、外から入ってくる音も遮断できるというわけです。
これは結構助かりました。
※今回、私が住む地域ではひたすら「耐え忍べば」良かったのですが、避難が必要な場合はもちろん速やかに避難いたしましょう。篭っている場合じゃありません。
劇狭シアタールーム
広い大きなお家の、こだわりの設備を備えた快適なシアタールームはある種王道の憧れではあると思います。
それと同時に、真逆ではあるのですが、押入れのような小さい暗い空間で画面にグッと集中するのも、これまた乙なものです。
それも、タブレットやノートパソコンなどでコンパクトにワイヤレスで動画などが楽しめるようになったからですね。
いい時代になりました。
周りの音は遮断されている。
気が散らず、集中できる。
うん、なかなかいい。
何より大きなシアタールームよりも「実現度が高い!」(笑)
その気になれば、今晩からでもできるかも♪
実は昨夜の台風時、夜の浅い時間は歌を歌い、夜が更けてからは動画を鑑賞していました。
これが結構良かったんですよね。
癖になりそうだな〜なんて思ってしまいました。
暖かい(多分)
夏の今は暑くて暑くて大変ですが、これならきっと冬にはとても暖かいでしょう♪
多分。
とにかく落ち着く
広くて開放感がある場所も気持ちよくて大好きなのですが、逆にこういう暗くて狭い場所も落ち着きます。
瞑想・マインドフルネスをする時に使っても良さそうですし、落ち込んだ時には、ひたすら膝を抱えて思いっきり沈み込むのもいいかもしれません(笑)。
胎内を思い出すのでしょうか(勝手なイメージですが)。
子供の頃、よく押入れに潜り込んでいましたが(スペースなんてほとんどないのに)本能的に好ましい環境なんでしょうかね?
子供の頃の好みは本質的なものだと思っているので、可能な限り実現してあげよう、と思うようになった今日この頃です。
部屋の中の部屋
なんとか押入れ(防音室)の良さを具体的に挙げてみましたが、入ってみれば途端に腑に落ちる良さ(?)が押入れにはあると思います。
ニヤつくというか。
これはもう「部屋の中の部屋」と言ってもいいんじゃないでしょうか。
そういえば小学生の頃、それぞれの机全部を個別にパーテーションで囲んでもらって、画面で授業が受けられたらいいのに…なんて妄想していましたが、それも現在ではあり得る話になりました。
どうも「小さな秘密基地」を持ちたがる傾向があるようです。
押入れでなくても、パーテーションなどで空間を区切っても、結構落ち着く環境が作れそうです。
開放感と閉塞感。
意外と人はどっちも必要なんだな〜なんて思いました。
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