押入れ防音室ついに完成! 〜布団被りから一歩前進!〜

シンプルライフ

押入れ防音室を作ると宣言してはや2ヶ月以上…。

押入れ防音室への小さな一歩 〜布団被りから一歩前進?〜
体が入るくらいで、どこか閉塞感のあるスペースを見たときに歌好きが思うこと。それは…「ここで歌えないかな?」ということではないでしょうか?↓以前、記事にも書いたことがあるのですが、歌の練習...

危うく「やるやる詐欺」になるところでしたが、先日から奮起してなんとか完成しました!

結局「有り物」を多用した為、生活感溢れる内装となっておりますが、おかげで制作費が抑えられまして総額1,000円以下(!)となりました。
まあ、ウチがいろんなものが有り過ぎる、ちょっと特殊な環境だったのかもしれませんが、イメージ通りの物を購入したとしても5,000円行かない見積もりでした。

こんなものがどなたかの参考になるかどうかは謎ですが、記録として残しておこうと思いますのでよかったら覗いていってくださいませ。

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遮音材:石膏ボード

近所のホームセンターにて購入しました。
プラスターボードという名称になっています。
安いですよねぇ…。

厚みはだいたいこの9.5mm12.5mmというのが定番のようです。
初めは厚い方でと思っていたのですが、当然重量が嵩むので薄い方にしました(笑)。

私が計ったわけではないのですが、ネットで見た情報では9.5mm10kg近く12.5mmでは13kg越えらしいので、重量的に腰が引けてしまったのです。
(このボードをだいたい2.5枚使うプランでした)

重量的に問題ないのであれば、例えばこのボードをカットせず電話ボックスのように組み立てて防音室を作る人もおられるようです。
ま、環境や体格によって色々ですね。

石膏ボードをカットする

私は押入れの下段を石膏ボードで囲むつもりだったので、当然ボードのカットは必要でした。

実は押入れの中というのは真ん中の棚を支える為の梁(?)などが意外と沢山走っており、真四角ではありません。
なので、全部のボードのサイズが違うことになり、ちょっと面倒なことになっていました。

ただ、ホームセンターにはカットのサービスがあり、1カット何十円などでお願いできるそうです。
そのサービスに丸投げするつもりでカウンターに聞きに行くと…「木材は切れるのですが、石膏ボードはボロボロになってしまう為カットサービスの対象外になるんです」とのこと!

「カッターで切れると聞いたんですが…」と食い下がったのですが(笑)確かにカッターでは切れるとのこと。ただ機械を使ったカットではボロボロになってしまう為できないらしいのです。

困った…。
このボードのサイズでは車に乗りません。

ですが、工具や作業台を無料で貸していただけるとのことでしたので自分でカットして帰ることにしました。

幸い家族について来てもらっていたので、2人で必死に7枚のボードを切り出しました(笑)
石膏ボードはカッターで何回か筋を入れると簡単に折れます。
そして切り口は石膏が崩れてボロっと…。
確かに機械じゃ無理そう。

そして、作業をすると手や服が真っ白になります。
持ち帰ってから切り口を布テープで包みました。

吸音材:布団わた

遮音材で音を遮り、吸音材で内部の音の反射を減らしていく…という仕組みらしいです。
ということで吸音材は音を吸収する素材が必要になります。

ネットで様々な先人たちのお知恵を拝見しましたが、マットレスを解体したり、本格的に吸音スポンジ(高価!)を購入したり、不要な布団を使ったり…といった方法があるようです。

なんと我が家には”古くなった布団のわただけ”がなぜかありましたので(笑)、それを使うことにしました。

問題はどうやって石膏ボードに布団わたを貼り付けるかでした。
両面テープでは無理そうです。

結局、これまたなぜか大量にうちにあったオーガンジー(なぜかピンク!)でボードとわたを包んで縫い止めるという、ちょっと手のかかる作業を選択することになりました。

このボードの裏面にわたがあります。
まち針を打って、これからかがっていこうというところ。
はぁ〜…(ため息)

ということで、出来上がった綿付きボードを壁面に立てかけて防音室とします。
押入れ内部に色々走っている梁(?)に引っ掛けるやり方で、なんとか自立しました。
無理なら突っ張り棒などで抑えつける必要があるかもしれません。

出入り口

入り口は間口半分幅のボード2枚を引き戸仕様にして出入りします。

最初のプランと違ったのですが、結局半戸1枚を固定し、もう一枚の半戸を、押入れの戸との間のレール上を滑らせて開閉することにしました。
いい感じです。

これで、入り口の壁面は綿付きボードと押入れの戸の二重構造になります。

半戸を引き戸扱いするとなるとオーガンジー1枚では簡単に擦り切れてしまうので、レールに乗る部分を襖や障子用の補修材で補強しました。
(これもウチにありました。ほんと、なんでもあるなぁ…)

上段が補修材と補強前のボード、下段が補強後のボードです。
いい感じ♪

2018.9.15追記:引き戸扱いの半戸に隙間テープ

実際に使ってみて半戸を閉めても、どうしても隙間が開くことがわかりましたので、隙間テープを貼ることにしました。

上段が隙間テープと貼る前の引き戸、下段が貼った後です。
断面がチョコレートスポンジケーキにしか見えません(笑)

貼った後に設置した図。

少しわかりづらいかもしれませんが、真ん中の引き戸に茶色いスポンジテープが付いています。
これで隙間もしっかり塞がって、ますます暑いです(笑)

ちなみにこれも元々ウチにあったので、値段は不明です…。

天井と床

天井

天井の石膏ボードは押入れ上段に敷くことで”蓋をする”ことにしました。
問題は吸音材です。

これまた天井に綿を張ることは無理そうです。

考えた挙句、うちで余っていた少し厚めのマットを突っ張り棒で抑えつける形で取り付けました。
さらに中途半端な位置に梁(?)が走っているので、それで分断された部分には、苦肉の策で以下のようなことをしました。

これまたなぜか余っていた網2枚をフリース膝掛けで包み、縫い止めて、しっかり形を作って、突っ張り棒で天井に押さえつける仕様にしました。
(今思えば、さらに綿でも入れれば良かったかも…。ま、気が向いたらやってみよう)

2階の部屋でやっているので、一応階下は家族とはいえ多少の吸音は必要だろうということでマットを敷きました(内部の反響対策もありますし)。

家の床は、ある程度しっかりした素材だろうとタカをくくって遮音材は使わず、吸音としてのマットのみです。
下の階では、上の音といえば、よっぽどうるさく響く足音くらいしか聞こえないので…。

何より上下の厚みはできるだけ薄くしないと、中で頭が上げられません!(笑)

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完成!

半戸を閉めると中がほとんど見えないので、全開での記念撮影です。

中に置いた机がわりの踏み台昇降用の台が小さいのでイマイチサイズ感がわかりづらいかもしれませんが、168cm・女性の私が中に入ったら立膝で片膝に上半身をもたせかける姿勢でないと頭がつっかえる感じです。
机を出せば少しマシかも(でも録音作業をするときは必要)。

ま、相当狭いです(笑)
そして、相当暑い!

換気設備は特に作っていませんので(完全密閉もできていませんし)、適宜換気は必要です。

費用

冒頭であっさり書きましたが、石膏ボード(プラスターボード)3枚しか新規で購入していませんので総額¥963(税込)でできてしまいました。
安っ!!

ま、家にいろんなものがありすぎたのですが(笑)、それらを新規で購入したとしても5,000円前後くらいじゃないでしょうか。

体格の良い方や、私よりもっと身長の高い方は同じようにすることはできないかもしれませんが、中段のないクローゼットなどがあれば、立って使用できる防音室ができるかもしれませんね。
(ほんとは私もそれが良かったけど、ウチにはなかったし、あってもその分施工も大変に…)

プラス¥108で照明がつきました(手持ちのモバイルバッテリー使用)(2019.7.5追記)

また、一つ装備が充実しました♪

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防音具合

肝心の防音具合です。

スマホでマックス音量で音楽をかけたものを閉じ込めてみました。

押入れの真ん前で聞いてみると、小さい音で曲がわかる感じです。

部屋を出て、閉めた扉の外では、もう何も聞こえませんでした。
ベランダに出てみると、夜でも環境音の方が目立って中の音は聞こえませんでした。

条件としては…

・ボーカルのみ(カラオケはイヤホン)
・女性の声
・深夜・早朝は使用しない
・シャウトしない
・一軒家の空間的にも真ん中くらいに位置する

なので、まあ、いいかなという感じ。
何より布団を被って歌うよりははるかにいいかと思われます。
部屋自体の反響もありませんしね。

※ちなみに施工前、押入れの扉だけでどれくらい音を小さくできるのか上記と同じように試してみましたが、ほとんどそのままって感じでクリアに、バッチリ聴こえました。

防音具合 その2:階下にて家族からの情報(2018.8.31追記)

数日後、階下にいた家族から「昨日の◯時頃(夜)、歌ってた?」と聞かれました。
歌ってたと答えると…

「あっ、そうやったんや。一人やったんやけど、テレビ消して、エアコン消したら、めっちゃ微か〜に『あれ?歌ってる?』って気づいた。でもエアコンでも付いてたらわからんかったと思う。結構良い(ある程度防音できている)んちゃう?」と情報をくれました。

確かその日は結構激しめの曲を思いっきり歌っていたはずです。
おお、いいかも、いいかも♪
床に関しては高さを確保したかった関係で家の床材を信用して遮音材無しの吸音材(厚み1.5cmほどの玄関マット)のみだったのでちょっと気になっていたのですが…。

ワクワクしてきた♪

そもそも自宅で個人レベルとなると、どれだけお金をかけようが完全防音は不可能に近いので、どれだけ小さく、マシにするかということだと思うのですが、そういう意味では今回とても満足しています♪

タオルで口を覆って、ボリュームを抑えて…なんてしなくていいし(笑)、録音できるし。(そう、録音しようと思ったら抑え目の声では無理なんですよね)

歌うタイミングも自由になったということで、すごくワクワクしています。
やっぱり歌好きなんだな、私。

ささやかながらも「防音室が欲しい」という夢が叶いました

同じような願いをお持ちの方がいらっしゃったら、ぜひ色々試してみてください。
例え「簡易」でもあるのとないのでは大違いですよ♪
これ、ほんとに。

2018.8.24 追記:歌う以外にも使い道があります

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コメント

  1. nair より:

    初めまして。1辺1mにも満たないような小さい防音室を導入したいと思い情報収集しておりまして、はるさんのブログに辿り着きました。
    天井の低い防音室の記事はなかなか見つからなかったので、大変参考になります。

    お伺いしたいことがあります。
    防音室内で録音した音声は、一般的な部屋で録音した音声と比較して、良くない点はございますでしょうか?

    歌ってみた動画も確認させていただいたところ、非常にきれいな音声に感じるのですが、当然こちらは編集されていらっしゃいますよね。
    (多重録音の歌を初めて聴きました。高く透き通った声から低く力強い声まで、一人でやられているとは思えず驚きでした。特に低い声がかっこいいです!)

    録音したそのままの音声を聴いても、そこそこきれいな音声なんでしょうか?
    吸音材が施されていれば反響の無い音声になるということは理解しているのですが、
    狭い防音室内で音声がどう変化するのか…こもったり、高音もしくは低音が強調されたりなどして、部屋とは違うように聴こえてしまうのか?想像がつかず、この点が気がかりで一歩踏み出せずにいます。
    もし宜しければ、教えてくださると大変助かります。どうかお願いいたします。

    • はる より:

      nairさま

      コメントありがとうございます。
      動画も見ていただいてありがとうございます。(お褒めいただいて嬉しいです!)

      実はあの録音は全く修整や加工をしていません。録音したものをそのまま重ねています。
      私がその方面に関して全くの素人なので、どういじったらいいのかわからない為です。
      お恥ずかしい話なのですが…。
      ただ、GarageBandで響き方を「大ホール」に設定しているので、それらしく聞こえるのかもしれません(^^;;

      私もこんな簡単な防音室で、実際どうなんだろう?と少し不安だったのですが、私的には特に問題なくできているのでそのまま使っているという感じです。
      使用しているマイクがいいのかなぁ?なんて呑気に考えていました(^^;;
      (こちらで詳細を書いています→https://halshiwake.com/daw-set/)

      一般的な部屋で録音をしたことがないので比べることが出来ず申し訳ありません。
      ただ、防音室の中に入ると、明らかに「しん…」となるのでやはり環境は随分変わるのかな、とは思っています。
      また、狭い防音室ということで音がこもったり、どこかが強調されてしまったり、といったことは私としては特に気になりません。
      お聴きいただいたのがそのままの録音データになります。

      ということで、あまり参考にならないかもしれないかもしれませんが、こんな感じで使っております。
      (ちなみに、この防音室の隣りの部屋の家族から「歌ってる最中は結構わかる」と、今言われました(^^;;前はそうでもないと言ってたのに…曲によるのかな?音漏れに関しては、それなりにしているようです)

      • nair より:

        丁寧なご返信をいただきありがとうございます。確認が遅れまして申し訳ありません。

        編集はしていらっしゃらないのですね。とてもクリアな音声だったので、思い込んでしまい失礼いたしました。
        また改めて一通り歌を聴かせていただきましたが、そのままで十分に聴きやすいです。(「ミルク」が聴いていて楽しくてお気に入りです)
        広い空間でのびのびと歌っているように聴こえるのは、響き方の設定によるものなんですね。

        このサイズ感の防音室を実際に使用している方からの、特に問題ない、気にならないという声は大変嬉しい情報でした。

        機材の記事も興味深く拝見させていただきました。
        ブログ記事でもそうですが、関連記事を添えてくださる細かな気遣いがありがたいです。

        ご家族の声は、不思議ですね。曲による…声の高低差によるものだったりするのでしょうか…。音漏れはそれなりにあるということですが、間違いなく小さくはなっているようですよね。

        大変参考になりました。ありがとうございます。
        今後の活動も応援しております。

        • はる より:

          nairさま

          ご返信ありがとうございます。
          「ミルク」、楽しんでいただけたとのことで嬉しいです。

          マイクは気に入っているのですが、現在最新のiOSに対応していないようなので、心待ちにしているところです(T-T)

          完璧な防音室とはいかなくても、あるとないとでは全然違いますし、好きなタイミングで声出しができることは、やはり歌好きにとって何よりの喜びですので、nairさまの防音室も思い通りのものが無事完成されますようお祈りしております♪

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