持ち物の見直しをする中でハードルの高いものの一つに卒業アルバムがあると思います。
かくいう私も「紙モノはほとんど処分した」と言いつつも、この卒業アルバムだけはまだ持っていたのでした。
周りの反応
私自身はモノの整理を始めてからすっかり判断基準ができていたため、はっきりと「処分対象」という判断をしていました。
今、使っていないし、これからも使う予定がない。
アルバムに載っている写真も元の写真を持っていて、それはクラウドに保管しているし、アルバムのみにしかない写真はそれだけスキャンなり写真を撮るなりすればいい。
みんなの住所なんかもすっかり変わってるだろうし。
やっぱりいらないなぁ、と思うわけです。
でもこれが、意外と周りから反対されるんですよね。
色々物を捨ててる、ということをよく友人に話したりしている中で「卒業アルバムだけまだ」というと、「それは置いといたら?やっぱりあかんって〜」なんて言われてしまうのです。
まあ、私の持ち物だし、本当に捨てる気になればなんと言われようと捨てられるのですが「あれ?世間的にはそんな感じ?」とびっくりしました。
「使わへんやん?」と言っても、”なんか友達に悪い”みたいな理由らしいです。
必要ないことはみんな認めてるんですけどね。
モノは人ではない
持ち物の整理をする中で一つ思うことは「モノは人ではない」ということです。
でも大なり小なり、モノに人を重ねるような思いがどこかにあって、使わないものでも捨てにくかったりするんでしょうね。
どうやって捨てるの?
もう一つ、なかなか捨てられずにいた理由が、捨て方がわからないということです。
表紙はやたら分厚くて硬い、(古いけど)個人情報でもある、写真ページの紙も分厚くてシュレッダーができなさそう、とまあ、なかなかの厄介さ加減です。
世間の皆様はどうしているのかな?と思ってネットで調べたら、個人情報という概念がない時代に処分したので普通にゴミに出した方とか、個人情報部分をペンで塗りつぶした方や色々でした。
その中で何人かおられた方法がいいかなと思いました。
それは、水につけてしまった後そのまま乾かせば、ページがひっついて開かなくなるというものです。
これは良さそうです。
手間もそれほどかからなそう。
よし、見えた(笑)
仕分け結果
いい処分の仕方がわかったので、処分することにします。
念の為、住所ページのみシュレッダーにかけ、水が染み込みにくそうな表紙は外して燃えるゴミへ。
そのほかの写真ページは現在水をじっくり染み込ませ中…。
時間はかかりそうですが、放置なので手間はほとんどかかりません。
色々調べていく中で、本人は捨てたがっていても親御さんが捨てて欲しくないという意見もいくつか目にしたので、念の為母にも聞いてみたのですが、即「もう見ぃひんよなぁ!」との回答。
さばけた母で良かったです。
いずれは捨てるつもりでいたとはいえ、いつも頭の片隅にあったので、やっと実行できてとてもすっきりしました。
ふう…。
追記:水浸し作戦の結果
さて、水につけたアルバムはひっついて開かなくなったでしょうか?
…なりました!
私の場合ベランダで実行していたのですが、乾かす際に植木鉢を上から載せて圧着してみました。
そうすると、一見めくれそうに見えてめくれません。カチカチに乾いた一個の物体になり、しっかりと紙同士が張り付いていました。
そして更に念には念を入れるつもりで圧着状態を続けていると、その内に雨が降って又濡れたので放置して、台風で又放置して…と一ヶ月ほど晒しておいた結果、夏の暑い期間だったことも相まってカビが生えてしまいました…。
何もそんなひどい仕打ちをするつもりもなかったのですが、結果的に何人たりとも触りたくもないような代物となってしまい、すんなり処分に至りました…。
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