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仕分け#32 SWAROVSKI カードケース 〜人からどう思われているかは永遠にわからない〜

仕分け日記

4年ほど前に購入したカードケースです。
前面にびっしりとスワロフスキーのクリスタルが並んでおります。
本体はゴールドの革製です。
この前に使っていたカードケースが黒革製でしたので、ずいぶんな振れ幅ではあります。
「あの人、変わっちゃったよね〜」と言われても仕方ないレベルです。
まあ、黒革な私もスワロフスキーな私もどちらも私なのであります。

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キラキラな毎日

購入当時、スワロフスキーのお店で働いておりました。(といっても正規店ではございません。アウトレットです。ちなみに今は辞めております。職歴もなかなかの振れ幅なんですよ)

毎日キラキラしたクリスタルに囲まれていました。
未だに光物ならスワロフスキーと思っています。

ちなみに…
「スワロフスキー」って巷ではいろんな意味で使われているようです。
一つはブランド名。スワロフスキークリスタルそのものと、それを使ったアクセサリーなどの製品を扱っております。
もう一つはクリスタル全般をざっくり「スワロフスキー」とおっしゃる方もおられます。スワロフスキー社製でないクリスタルもあるのですが…。
もう一つはブランド創業者の名前

とにかく毎日キラキラしたものに囲まれていたので、その頃の私は若干キラキラ→ギラギラしていたことと思います。
(今でもたまにお店をのぞいたりするとスタッフさんは目一杯製品を身につけておられます。わかりますよ〜。その方がトークしやすいですもんね)

で、このカードケースです。
とにかく景気が良い感じがします(笑)
写真でどのような色味に出ているか「?」ですが、実際にはゴールドといってもシャンパンゴールドで、上品さもあると思います。

そして、一番上の写真は自然光なのでまだこんな感じですが、ちょっとフラッシュでも当てようものなら、このような輝きに(笑)

ゴージャス!

その頃、自分的にも結構毎日頑張っていたので、このカードケースはちょっとした節目に自分へのご褒美のつもりで買ったのでした。

「チャラいって思われるかな?」 〜とあるお客様の話〜

スタッフとして働いていたある日、このタイプのカードケースに目を留めたお客様の接客をしました。

ユーザーである私としての嬉しさもあり、このケースの良さや詳細の説明、あとは他のお客様からよくお聞きする意見などを色々お話しました。
お客様としては一目で大変気に入られた様子でした。

ただ一つ引っかかっておられたのは「チャラいって思われるかな?」という点。

お仕事の内容まではおっしゃらなかったですし、その点については私に相談するというよりはご自分で色々考えておられるようでしたのであとは見守っていたのですが、それからパートナーの方にも一生懸命相談されておられました。
(それに、スタッフから「全然大丈夫ですよ」って言われて安心するような方はおられないでしょうし)

まあ確かに、お仕事によっては話のきっかけになって一気にプラスに働くかもしれないし、逆に「なんだあれは?」と言われるリスクもあるでしょう。
個人か会社に属しているかにもよると思います。

それほどに個性の強い品物ではあります。
それゆえに、好きな人には強いひきがあるわけです。

ギャップもまた良し

例えば、カードケースの趣味で「え?ちょっとチャラい人?」って思ったとしても、その後の仕事内容ですごくきっちり丁寧な仕事ぶりを見せられると、そのギャップってすごく魅力的だし、差別化という意味では群を抜くと思います。

まあ、あくまで個人の話ですが。
会社名を背負っている場合は、ひたすら無難が好ましいのかもしれませんし、仕事の場合は仕事の出来が第一ですから魅力云々はどうでも良いのかもしれませんが。

でも普通の人間関係でいうと「ギャップ萌え」っていう言葉もあるようにやっぱり魅力的です。

そして「人にどう見られるか?」というのは答えの出ない謎だと思えます。

例えば同じものでも、それが友達だったら「すごくいいよ〜。ちょっといつもと雰囲気違うけど、それもまたいいね」というものでも、反りが合わない人に対してだったら「なにあれ!?」ってなったり(笑)。
また、同じ人でも月日が流れれば反応も変わるし。

迷宮入りですね。だから、考えないことにします。

一見辻褄が合わないような好み(や性質)でも、それが本当の自分ならどんどん出していっていいと思うのです。
人になんと言われようと。
あれもこれもひっくるめて私なんだと。

そんなことまでつらつらと考えさせられる思い出でした。

仕分け結果

思い出話が長くなりました。

私のカードケースについてですが、実際これを使うことはほとんどなくなったのですが、未だに所有しています。
目にするだけで気分が上がるからです。

「ああ綺麗!やっぱり好きやわ〜」って。

なので、対メンタルで未だに重要な役割を担っているアイテムとして、これからも所有していくつもりです。

前述のお客様が結局どうされたかですが、お買い上げになりました。
おそらく「チャラいと思われる」心配に答えは出ていないのでしょうが、品物として気に入っていただいたのだと思います。
お仕事の場では使わないか、TPOで使い分けるか、私と同じように極々私的な趣味のアイテムとして所有されるかはわかりませんが、私としてはお仲間が一人増えたのでした。

2018.8.19 追記:時には財布がわりに

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