随分前に購入したハットです。
300円均一のお店だったと思うんですけど、違うかな〜。
違うとしても2,000円以下だと思います。
私が帽子を買うとしたらその価格帯のものだからです。
元帽子大好きっ子
昔は帽子大好きでよく被っていたのですが、最近は少し遠ざかっていました。
その頃の名残でまだいくつか手元に残っているのですが、おしゃれ目的というよりは夏の日よけとか冬の防寒(特に耳ですね)の為のものでした。
そんな中、そのどちらでもないハット(素材的には秋冬物)が残っていたのは、見た目が好きだったからと、まだ一度も被ったことがなかったからです。
そして先日ふとこの帽子に目が止まりました。
「いや〜ちょっと…もう無理かな」
というのが真っ先に浮かんだ感想でした。
中折れ帽は一時期気になっていて、手頃なものを見かけたら購入していたのですが、結局被らずじまい。
中折れ帽ってちょっと気張らないと被れない気がするんですね、自分の中では。
で、秋を目前にしてまさにシーズンの秋冬物であるこのハットに手が伸びないのはもうこれからも被らないという証拠だな、と思いました。
手放しましょう。
またいつもの買取店に持っていくか、と思っていたのです。
最後の名残に…あれ?
長い間放置しすぎたのでこのまま手放すものなんだかな、と思ってコロコロで埃を取って、エチケットブラシもかけました。
そして一度も被ってないものなんだな、と思って最後のつもりで被ってみたら…。
あれ?こんな感じ?思ってたのと違う!
中折れ帽って気張ってカッコよく被るものだと思っていたのですが(まあ、基本そうでしょう)この帽子は思っていたより大きくて、しかも帽子の山が深すぎて、どういう角度で被っても目深になってしまうのです。
お、カッコつけてるみたいにならないじゃないか!(嬉しい誤算)
これならいけるかも!
(もしかしたらこれチロリアンハット?よくわからないけど)
お店で試着した時におそらくわかっていたことでしょうが、買ってほったらかしにしていたので、そういうことを忘れてしまっていたんでしょうね。
いかんいかん。
ということは、ツバを全部おろしてみたり
…お〜、はいはい。
前だけちょっと持ち上げてみたり…うんうん。
ありだな!
ちょっと嬉しくなってきた。
まるで、いま買ったみたいです。
秋の気分
千鳥格子って元々好きな柄で、モノトーンだからなおさら自分の中のポイントが高いです。
「ガンクラブチェック」っていうんだっけ?と思ったら、それは二色以上使ってる場合らしいです。
こちらは「ハウンドトゥースチェック」らしいです。
難しいですね。でも面白い。
英国発祥とのことですが、秋になったら英国調だのブリティッシュテイストだのよく耳にするようになりますね。
ということで、どんどん気分も上がってきました。
仕分け結果
ということで、最初は手放すつもりで向き合ってみたこのハットなのですが、結局所有継続することにしました。
こうなったからには被ります!
なんだかお出かけが楽しみになってきました。
こう思わせてくれるアイテムって大事かもしれません。
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