シンプルな暮らしに憧れて、選りすぐりの少数精鋭のアイテムで過ごそうと思い立ちます。
モノを減らす時には、沢山持ち過ぎているアイテムがあれば、数を絞ろうと考えます。
どれを残すのか。
とりあえず「お気に入りのもの」、「高品質なもの」…かな。
そうやって、サクサク仕分けを進めてきたつもりだったのですが、あるアイテムを手にした時、あれ?と立ち止まりました。
「これ、すごく使ってる。今でもめちゃくちゃ頼りにしてる」
けど
「100円ショップで適当に買ったやつ」
…そうか。
アイテムによっては「気にせずガンガン使えるモノ」も必要ってこともあるのか。
相棒感
このナイロンバッグは随分前に、100円ショップで何の気なしに買ったものでした。
ショッピングバッグかサブバッグとして使えるかな、なんて思って。
色も黒だし、主張のないデザインだから買っておこうかな、なんて本当に気軽に。
一目惚れとかでは全然ないです。
…が、買ったら使う使う(笑)
まず、カバン自体が軽いので、持ち運びにストレスがない。
薄い素材なので、畳めばコンパクト。
ナイロン素材なので、雨や汗なんかもまるで気にせず使える。
汚れても惜しくない。
無くしても惜しくない。
伸びても、引っかかって穴があいても平気。
そんな”気を使わなさ”が、いつのまにか頼れる相棒感溢れるアイテムとなったのでした(笑)
「水滴がついたペットボトルや牛乳パックを入れたり、雨の日に革のカバンを雨から守ってくれたり、大汗かきながら歩いた日も、はるばる遠い旅先でも、一緒に色々乗り越えてきたね」
なんて、カバンと軽く思い出が語り合えるくらいにまでなってしまいました。
この一緒に乗り越えてきた感。
捨て身で働いてくれるようなアイテムも必要なんだなと思いました。
他にもあった、こんなシュチュエーション
思い起こせば、地域の草刈りの日。
土が付いたり、草の切れ端をかぶったりすることが容易に想像できる日でした。
「これ、お気に入りの服しか残してなかったらちょっと困ってたな」なんて思いました。
そう。
汚れてちょっとシミが残ったりしてもいいや、という服も時には必要だったのです。
それは靴でも同じでした。
でも、時計やアクセサリー、また、家に置くものなどカテゴリーによっては「捨て身アイテム」が必要ないものもあると思うんですよね。
仕分け結果
先日、ついに水洗いしました。
多分、雨やら汗やら色々汚れちゃってると思ったので。
そしたらちょっとヨレっとしちゃいました。
でも平気。
穴があいたり持ち手が千切れたりするまでお世話になろうと思います。
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