最近はまっていることがあります。
瞬間移動トリップとでもいいましょうか。
要は旅番組、町歩き系の番組を”画面の中に入り込むくらいの気持ちで真剣に”見る、というものです。
面倒臭がりの私にぴったりの遊びが一つ増えました。
画面の中の情報と自分の経験をミックスしながら
旅行って行くと楽しいのですが、旅行の準備は大変面倒なものです。
荷造り、交通手段の手配、スケジュールの確保…。
面倒くさがりの私のような人間に言わせれば「なんで行くことにしたんだろう」とまで一瞬思ってしまうほどの厄介ごとです。
なので、わざわざ自分で計画を立てて行くほど好きではないのだと自分では思っていました。
ですが最近、旅番組を目にすると真剣に見ている自分に気づいたのです。
やっぱりどうやら、興味があるらしいのです。
普段の環境とまるで違うところはやっぱり面白いですものね。
せっかくなので、もうちょっと積極的に”参加してみる”ことにします。
やり方
へ〜、いいところだな〜。
ちょっと行ってみたいかも。
と思ったら、心のスイッチを入れます。
画面の中を見ると、海岸沿いの景色が最高のロケーションで地中海料理を食べているシーンだったとします。
リポーターの髪や周りの木の枝も風にそよいでいます。
すると、自分の過去の経験から髪に風が当たる感覚を思い出して、思わず「ああ、気持ちいいなあ」なんて思ってしまうのです。
そして更に、過去に行った海の経験をリアルに呼び起こして「そうそう、潮風ってこんな匂いだったな〜」とか、「この料理は…ちょっとわかんないけど、前にお店で食べたアクアパッツァとかに似てるのかな?あれは美味しかったな〜」なんて思い出す…というかその場で「思う」のです。
お土産物屋さんのシーンになると、これまた自分がそういうところに行った感覚をリアルに思い出して、お店を見て回っていて、ハンガーにかかった服に自分の腕が触れる感覚、とかちょっと古いお店の匂い、古い木のドアの手触りとか重さ、などを、できるだけ五感をフルに使ってリアルに「感じ」ます。
海外の町歩きなどではカフェがよく出てくるので、こちらもコーヒーなど、お好みの飲み物を用意しておくと更に臨場感が出ます。
画面の中とこちらの境目を感じなくしていくのです。
うまく画面に入り込めると、途中のCMに大変な違和感を感じるくらいです(笑)
これが瞬間移動トリップの「行き方」です。
意識を画面の中の現地に飛ばすんです(笑)
あ、これは一人でやったほうがいいです。
誰かと喋りながらだと”ながら見”になるので、画面に入り込むのはなかなか難しいと思います。
帰りは秒で!
楽しい旅もいつかは終わります。
リアルの旅は帰り道はぐったり…なんてザラですが、この「瞬間移動トリップ」は”秒”で帰って来れます。
そのまま数分後にはベッドの中、なんてこともありな訳です。
ああ、楽ちん。
次はどの国に行こうかな、なんて気楽に考えて楽しんだりします。
大人ならではの遊び
これは大人で、今まである程度の色々な経験を持っているからこその遊びだと思うんです。
完全に同じ経験はなくても、例えば人の話に共感できるくらいの似たような経験は大人ならそれなりにあるので、それを旅番組でも使っちゃおうというものです。
とにかく気軽
途中でいつでもやめられる、トイレの心配もない、水の心配もない、安心安全な旅です。
そうそう、「お土産買わなきゃ」なんて心配もなしです(笑)
そして普通はなかなか行けないような危険なジャングルや登山もあり。
似たような感覚で、ライブDVDを見るのに部屋の明かりを消して、なんならペンライトでも振りながら見たり、同じく暗い部屋でお菓子を抱えながら映画を見る、なんて楽しみ方もありますね。
そんな感じです。
最近私が気に入っている番組は「世界ふれあい街歩き」や「旅するユーロシリーズ(語学番組)」、「ハワイに恋して」、「世界さまぁ〜リゾート」などです。
海外が多いですが、国内の街歩き番組なんかも結構好きです。
現地の方が案内してくれる体裁の番組はより入り込みやすいです。
真剣に集中してふっと我に返る感覚もリフレッシュ効果がありますし、面白いです。
興味がある方、ぜひ試してみてください!
コメント