中国映画「蔵海花之暗巣洶湧」(2024)を見終わりました。
上映時間:82min.
(ビジュアル、その他情報はこちら→百度百科)
※「盗墓筆記」シリーズまとめ記事はこちら→1:概要・作品リスト編、2:キャラクター編
本作はドラマ「蔵海花」から、青年時代の張海客・張念の二人を主人公にしたスピンオフ映画「蔵海花之雪夜凶灯」に続いて公開された続編映画となります。
前作で謎だった”工卡”についてまだやるとは思いませんでした(笑)(ほったらかしかと思ってた)
見栄えのするコンビの作品、今回も楽しめました!
前作映画「蔵海花之雪夜凶灯」の感想はこちら↓
主なキャスト
張海客(張家の若者):虞祎傑
張念(張家の若者):程啓蒙
韓霜(荒くれ者の手下を大勢引き連れた首領の女性。前作秦豔の後任者):王韻之
感想
本作も民国期を舞台にしたお話で探検アクション映画となっています。
ドラマ「蔵海花」の回想シーンである、青年時代の張海客・張念の二人が探検した前作「蔵海花之雪夜凶灯」の続きで、やっとの思いで生還した危険な洞窟、古珞という地下遺跡に再び挑むことになるというお話。
この二人、腐れ縁って感じなんでしょうかね。
悪態をつきながらも敵の前ではお互い助け合って探検しています。
今度の舞台は廃病院?と思っていたら、やっぱりしっかり洞窟探検、しかも前作ですっかりお馴染みの場所、古珞が舞台でした。
これに限らずシリーズの映画作品って結構ホラー色が強い気がします。映像もちょっとグロテスクなニュアンスが強いような。
「盗墓筆記」絡みでキャラが出ているから見られるものの、それが無ければちょっと私的には苦手なタイプが多いです。
本作では張海客・張念の二人に古珞の案内を強要した謎の荒くれ者たちの老板は汪家と判明。(今後、シリーズの描くネタは汪家と張家がメインになっていくのでしょうか)
汪家は”工卡”だけでなく、張家人の研究も進めているようで、そういうエピソードがチラッとでも見られたのは興味深かったです。
それにしても、張海客も言っていたように、なんでこのチームの女性ボスってサーカスの衣装みたいなの着てるんでしょうか?(老板の趣味か 笑)
劇中で韓霜が”自分が失敗しても、また同じように次の”姐妹”が送り込まれるだけだ”と言っていましたが、彼女らは汪家の従属機関的な人たちなのかな?汪姓じゃないし。
まあ、ざっくりした内容的には前作の続きがまだありました、って感じで、今回も二人が危険な探検をしたという話で、見どころも張海客・張念の二人って感じでしょうか。
この二人、見栄えもするし、サクッと見られるしで私的には良かったです。
ただ、まだこれで終わってないというような意味深なラストでした。今回も(笑)
まだ続くかもしれないし、このままほったらかしでも、このシリーズなら全然ありうるという…。
映画二本見終わって、やっぱり本編のドラマと張念のイメージが結構違うというのはずっとあるんですけど、本作のラストで彼がちょっと捻くれてるのってもしかしてこれが原因??…と思わせるような感じがありました。あれは関係してるのかな?
まあとにかくサクッと楽しめました。
まだ続きがあるなら、あともう一人くらい、既出のキャラを出して欲しいなと思うんですが、どうでしょう??
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