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【中国映画】「沙海番外之画媒」感想:心霊系のオカルト映画…だけど細々したところが???

中国ドラマ

YouTube「前線影院-ASIA MOVIE」チャンネルにて中国映画「沙海番外之画媒」(2018)を見終わりました。
上映時間:71min.
(ビジュアル、その他情報はこちら→百度百科
※「盗墓筆記」シリーズまとめ記事はこちら→1:概要・作品リスト編2:キャラクター編

先日見た「沙海番外之蚌人」と同じく、人気IP「盗墓筆記」の派生作品「呉山居事件帳」シリーズのうちの1作で、ドラマ「沙海」の番外編映画第二弾ということのようです。
ですが、本作も「沙海」の内容とは全く繋がりがありませんでした(というか、時系列がちょっとおかしいような)。

正直「沙海番外之蚌人」よりは良かったですが、典型的なオカルトって感じで私にはちょっと怖かったです(汗)

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主なキャスト

劉喪(骨董店呉山居社長である老九門呉邪の友人。超人的な聴力を持つ):劉暢

霍道夫(老九門家外戚の人物。本作では呉山居の臨時社長):何龍龍

豹薩呉山居店員):傅奕晨

印象に残ったところ

劉暢さんの劉喪が良かった、それにつきますかね。

キャラクター

シリーズのドラマ作品で既出のキャラは劉喪霍道夫の二人で本作のメインは劉喪なのですが、彼は実は「沙海」には登場しておらず、演じられた劉暢さんはその時汪家汪燦役をされていて、後の「重啓之极海听雷」劉喪役を演じられました。
しかも劉喪呉邪が友人になったのは「重啓」の途中からなので、本作の関係性には「?」です。なので、どちらかというと「重啓」の番外編なのでは?と思ってしまいました(ただそうなると、耳、治ったの?となるのですが)。
ただ、制作年が本作の方が随分早いので、タイミング的な問題で「沙海番外〜」と謳ったのでしょうが。(そう考えると劉暢さんの劉喪、後の「重啓」と全く違和感なく繋がっていて素晴らしいと思います。まあ彼が心を開いて呉邪と友人になった後くらいの雰囲気でしたが。まだはじめの捻くれ者だった頃なら、初対面の人に自分から握手を求めるような人じゃなかったので)

霍道夫何龍龍さんは「沙海」、「重啓」ともに同じ役でしたが、呉邪不在の呉山居でなぜ臨時社長?って感じでした。でも霍道夫、相変わらずのいけすかない奴で、お変わりなくて何より(笑)やたらスタイリッシュではあるんですけどね。
本作では冒頭だけの登場でしたが、存在感はしっかりありました。もう一作の「呉山居事件帳之燃骨」の方がメインなのかな?

ジャンル・内容

ジャンルはというと、心霊現象的なオカルトでした。映像で怖がらせるようなタイプで、ベタだけどやっぱり怖いって感じの。
私も思わず薄目になってしまいました(笑)怖いの苦手なので(「盗墓筆記」が絡んでなければ絶対見ないやつでした)。

タイトルは「画媒」ですが、かつて存在した”人物の絵を描くことでその人に良縁をもたらす”ことができるといわれた伝説的な”画媒師”(””=仲人、媒酌人の意味)と、彼が調合した不思議な赤い塗料が関わる怪奇現象の謎を追う作品となっています。

ラスト…オチでツッコミどころがちらほらと

とにかく呉山居で次々と怪奇現象が起きるし、なにが原因なんだ?!って感じで前半は見てるんですけど、劉喪(有能)と豹薩(粗忽者)でなんとか原因を特定し対処しても、まだまだ怪奇現象が収まらず、どんどん深入りしていくんですが、最終的にわかった真実というのが、ちょっと素直に納得できないオチでした。捻りすぎたのでは?と思ってしまうほど。

現れた幽霊が殺された被害者とは違って”じゃあれはなんだったんだ”とか、ラストが一見”ちょっといい話”っぽい締めだけど(そのためだけに豹薩というキャラを配置したのかな…)、よく考えると時代のギャップありすぎという、ちょっと無理がある感が拭えなかったり…。

ま、もっと細かいことを言うと、そもそも呉邪呉山居の怪異を調べて欲しいと劉喪に頼んだのに、劉喪が見つけた手がかりについて調べて欲しいと呉邪に投げかけると、”秒で”しかも”ヒントの単語だけ”返信してきて、まるで元々わかってたみたいだったということもありました。

まとめ

ま、筋をよく考えるとそんなふうに「?」がいくつもあってすんなりとは腑に落ちないんですけど、映像のビジュアルとしては呉山居の骨董店としてのレトロな雰囲気は良かったし、オカルトシーンやその原因となった出来事も雰囲気があったし、あとはやっぱり劉暢さんの劉喪が良かった(華があるというか目で追って満足感があるし、演技も良かったです)ので、その点は楽しめたという印象でした。
そしてまた久しぶりに「重啓」が見たくなりました。

ところで、「盗墓筆記」の関連作品って全部でどれくらいあるんでしょう??(笑)

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