暑さも本格的になってきました。
飽きっぽい私が毎年律儀に出してくる季節モノに「風鈴」があります。
「ああ、またこの季節が来たなぁ」と、ちょっと嬉しくなっていそいそと窓辺にかけるのです。
出会いは100円ショップ
以前の私はお買い物大好き人間でしたので、100円ショップはパトロールのエリアでもありました。
そんな中出会ったのが風鈴です。
鉄器でできた風鈴はとても澄んだ音を奏でます。
私の大好きな音の種類でした。
色の違いもあるのですが、どうやら音の違いもあるようでした。
「2つをハモらせたい!」と思いついた私は、お店で二つをチリンチリンと鳴らし比べてみたのです。
そして見事オーディションに勝ち抜いた2つを買って帰りました。
う〜ん、いい。
100円ショップの商品といっても、とても綺麗な音です。
早速窓辺へ…
まずは網戸状態にした窓辺にかけてみます。
…が意外と網戸の風ブロックが効いているのか、あまり音が鳴りません。
網戸を解放すると、蚊が入ってくるためおちおちしていられないので、開けることは不可能です。
う〜ん。
ベランダの物干し竿にかけてみました。
「チリンチリンチリンチリンチリンチリンチリンチリン…!!」
…ちょっと激しいかな。
風が絶妙だったらいいのですが、実はイメージ通りの「チリンチリ〜ン………チリンチリ〜ン」っていう風の状態って、あんまりないんですよ。
夜に至っては、クーラーをかける為に窓を閉め切って無風状態なので、全く期待できません。
仕方なく、聞きたいときや、近くに行ったときに自分で鳴らして楽しむという使い方になっております。
まあ、風鈴が鳴りたいときに鳴る。それこそが風鈴なのでしょう。
金属の音が好き
風鈴といえばビジュアルのイメージでは、ガラス製の素朴で可愛いタイプを思い浮かべますね。
涼しげな見た目は私も大好きです。
でも音は素朴。
「カランカラン…」みたいな。
う〜ん、やっぱり音は鉄器が好き。
以前、和の雑貨を扱っているお店で真鍮製のベル(セレブの食卓にありそうな呼び鈴みたいなフォルム)に出会いました。
それが素晴らしく澄んだ、透明感のある綺麗な音でした。
余韻も素敵。
手に入れたいのは山々だったのですが、衝動買いするには少々お値が張ったので、その場で鳴らせる範囲で鳴らして、しかと耳に焼き付けました。
いや〜、真鍮って本当に綺麗な音がするんですね〜。
でも、うちの風鈴もお値段の割にめちゃくちゃ健闘してるぞ。
段々可愛くなってきました。
仕分け結果はもちろん…
この夏もすでに窓辺にかかっております。
たとえ風鈴ちゃん自らが鳴ってくれないとしても、私が鳴らしにいきます!
ということで所有継続決定です。
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