いよいよ本格的に暑くなってきました。
腕なんかちょっと曲げようものなら肘の内側から汗が伝ってきます。
冷房の効いた部屋に閉じこもるのも後々辛いし、冷房の全くない場所はもちろん辛い。
折衷案として「耐えられるだけ耐えたら冷房に頼る」ということになります。
ということで、耐久時間内もできるだけ楽しめるように、ささやかな夏仕度、お部屋編です。
窓辺に風鈴、出窓にすだれを立て掛けました。
あれ?すだれ?よしず?
ちなみに沖縄生まれのミニシーサーは写真を撮るのにこちらを向いてもらいました。普段は窓の外に向かって睨みをきかせております。久しぶりに顔を見たかも。
すだれ?よしず?
”すだれ”とか”よしず”とかあんまり違いを意識したことはなかったかも?
というか、なんでも”すだれ”って言ってたような気も…。
実は「すだれ(簾)」は吊るして下げる使い方で主に竹製、大きさは様々なのに対して、「よしず(葦簾)」は主に葦(ヨシ)製、幅は180cm(六尺)で高さは様々ながらも尺単位(一尺30cm)で六〜九尺が主流、立て掛けて使うものなんだそうです。
ということは、私の場合「”すだれ”を”よしず”みたいに」使ってるということなんでしょうか(笑)
どちらにせよ、シーズンオフには丸めて仕舞っておけるのがいいですね。
(長さだけはどうしようもありませんが)
日本の知恵ですね。
涼しげな設え
なんと言っても、これらを設置した時の見た目の涼しさがいいですよね。
「暑い暑い〜」となりふり構わずダラダラしていても、スッキリ直線的な見た目のすだれを見たら、その風流さと相まって少しだけ「スッと」できます。
あとは目が楽…といいますか。
眩しい光が遮られて、若干目がほっとしているのがわかります。
もちろん熱も多少遮られるでしょうし、同時に風を取り込むこともできます。
さらに窓を開けた上ですだれやよしずに水を掛けて「気化熱」で涼感を得るという風流な方法もあるようです。
まあ、最近の暑さは異常とも言えるほどなので、一番は見た目の涼しさなんでしょうが…。
風鈴も窓辺にかけてみました。
去年も書いた通り、自然にはあまり鳴らないのですが(笑)。
鳴ると本当に涼しげな音を聞かせてくれます。
「風流、風流」なんて、半ばおまじないのように唱えでもしないと暑さが辛い夏ですが、なんとか少しでも楽しみを見つけて乗り切りたいと思います。
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