モノを減らす上で、悩むことが一番疲れることだと思います。
いるのか、もういらないのか。
実はちょっといらないかも、と思っているけどもったいない気もするし…とか。
私がよく「あれ捨てた、これ捨てた」なんて言ったりすると、周りの友達はびっくりしたりしながらも「実は、私も本当はちょっとモノを減らしたいけど、なかなか捨てられない」なんて言ってたりします。
私も元々は収集癖があるところからスタートして、そこから長年かけて自分にとっての必要最低限とは何かについて向き合ってきたので気持ちはすごくわかるのですが、もし少しでも『厳選したモノのみですっきり生活してみたい』という理想があるなら、”背中を押す”ようなことができればと思ったりしています。
なにで躊躇するか
・まだそれほど傷んでないし、もったいない
・高かったから、もったいない
・頂き物だから相手の方に悪くて手放せない
と、いったあたりでしょうか。
わかります。そうですよね。
そして、そういったものは「要るか要らないかで言ったら、正直要らない」ということは意外とはっきりしてたりするんですよね。
そのまま次にご提案する方法へ進んでもいいのですが、更に気持ちを軽くするなら、実際に1〜2度は使用してみるのもいいかもしれません。
「実際使ってみたけど、やっぱり必要ないかな」という既成事実(何より自分に向けて)を作ることは、気持ち的にも助けになることと思います。
いよいよ「失くした作戦」決行です
1.そのモノを見えないようにしてしまいます
小さいものであれば袋に入れたり、それが無理ならダンボールに入れたり紙で包んだりします。
とにかく、何なのかわからないようにしてしまいます。
2.放置します
しばらくして、それが家の中で邪魔に感じるようになったりすれば、尚更いいですね。
3.中身が思い出せなくなったらそのまま処分しましょう
燃えるゴミとしての処分に問題があるものは、ゴミ分類のみ外側に表示しておきましょう。
4.うっすら記憶に蘇っても「失くした」のだと思い込みましょう
そのモノ自体を処分した記憶はないですよね。
何かの包みを、しかも長い間それが無くても全く生活に支障がなかったモノを処分はしましたが。
そう、多分「失くして」しまったのです。
「捨てた記憶はないんだけど、多分失くしたのかな〜」という風に考えましょう。
これで「捨てた」という後ろめたい気持ちを持つ必要は全くなくなりました。
慣れてくれば、即処分〜4番のステップへ進んでもOKです。
また、いっぺんにいくつか実行すると、より記憶が曖昧になるので更に良いかと思います。
自作自演だろうが、誰に見せるわけでもなかろうが、どうしても捨てられないなら本人が「失くした」と思い込んでいることが大事なんだと思います。
本人がそう思い込んでいるのであれば、それは”本人にとって”事実です。勘違いしていたとしても同じことなんですから…。
救済措置もとれます
捨てることに躊躇があるのは、また必要になるかもしれないという不安からですよね。
この作戦だと、もしやっぱり使うとなったらいつでも袋や箱から取り出すこともできるのですから、安心してはじめられます。
そして思い出せないモノなら、はじめから無かったも同然ですね。
高かったものパターンの時短作戦
高かったしな〜というモノで、別パターンの作戦もあります。
「失くした作戦」よりかなり時短になります。
1.「売れそうにない」と薄々思っていても、買取店に持っていきます。
2.案の定「申し訳ありませんが、こちらはお値段がつけられないです」と言われたとしてもお店によっては「こちらで処分しましょうか?」と言ってくれたりします。
3.「値段がつかない=誰も欲しがらない」と言われたものを後生大事に「持って帰ります」というのも少し恥ずかしかったりするので、つい「じゃあ、お願いします」なんて口走ってしまうでしょう(笑)
この作戦なら処分方法に悩むこともありません。
もちろん、少額であっても売れるなら尚更ラッキーですね。
多少力技で、少し後ろ髪をひかれる思いもするでしょうが、大丈夫です。
お店を出る頃には、気持ちが軽くなった爽快感を味わうことができて、次の日ぐらいには忘れています。
まとめ
慣れてくればこんな回りくどいことをする必要もないのですが、とにかく最初の第一歩が重かったりするんですよね。
まあ、こんな作戦もあるんだということで…。
もし興味を持たれたら試してみてください。
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