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【中国ドラマ】「馭鮫記 前編:月に君を想う」感想:人魚王子の美しいおとぎ話

中国ドラマ

BS12で放送されていた中国ドラマ「馭鮫記(ぎょこうき)前編:月に君を想う」を見終わりました。
全22話。
原題「与君初相識」(2022)(ビジュアル・その他情報はこちら→百度百科

映像美で魅せるタイプのファンタジー系の恋愛ドラマです。
配信された当時、アレン・レンさんの筋肉スーツがどうのとか、純真なキャラが可愛いとかが話題になっているというエンタメニュースを見てちょっと気になっていた作品なので、思ったより早くBSで見ることができてラッキーでした。

BS12では後編もすでに放送終了しているのですが、まずは前編の感想を簡単にまとめてから続きを視聴したいと思います。

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主なキャスト

紀雲禾万花谷で一二を争う実力の御霊師。心を御することに長けている):迪麗熱巴

長意東海鮫族の王子):任嘉倫(アレン・レン)

林昊青万花谷谷主林滄瀾の息子で少谷主。紀雲禾の師兄):肖順尭

汝菱(順徳仙姫)仙師の手厚い庇護を受ける尊い身分の仙姫。天庭君主である天君の姉):郭暁婷

雪三月万花谷戦部統領):範楨

離殊雪三月の仙侍。山猫族の王子):此沙

印象に残ったところ

元々恋愛ドラマは見なくてファンタジーを目の保養目的で見ている私は、一般的な感想と少しずれているかもしれません。

ビジュアルが美しい

とにかくビジュアルが美しいというのが第一印象。
ファンタジーのファンタジーたる所以(これを思わずsuǒyǐと読んでしまう中国語学習者のさがw)の波状拳みたいな仙術や空中に出現する陣、水や男主である魚の鱗の煌めきの映像効果が美しくて見応えがありました。最近の映像効果は本当に素晴らしくて、こういうのに見慣れて当たり前になると妙に目が肥えてしまいそう(笑)。またエアーで演じなきゃいけない俳優さんたちのご苦労も偲ばれます。

衣装も美しくて、特に動物の特性を表す必要のある地仙たちの衣装やメイクは繊細であったり独創的であったりで楽しめました。

OSTが良い!

OSTが良かったです!私的にこのドラマを見て良かったなと思った一番のポイントはOSTかもしれません。

男主が鮫人ということで海や水、魚をテーマにした表現が多く、それが素敵で好みの世界観でした。エンディングの「鮫人之歌」が特に素敵だと思ったんですが(そして周深さんの真骨頂とも言える歌唱!)、作ったのが「長歌行」静澹真人役だった薩頂頂さんだとはびっくり!(作詞は別の方。というか、本作でも姑獲鳥役をされていました)シンガーソングライターでもあったんですね。薩頂頂さんが歌う「魚躍而上」も繊細で切なくてこちらも素敵でした。

任嘉倫(アレン・レン)さん

アレン・レンさん、「花様衛士」の時も思ったのですが、クールな2枚目とあざとくない純真な可愛さを両方出せるのって稀有な俳優さんだと思います。キリッとしたお顔立ちなのに、なんであんなに可愛く見えるんだろう?
実は配信当時のビデオクリップで、長意が一生懸命涙を流して真珠を作るシーンとかそういう「可愛いっ!」ってなるところをすでに見て知ってしまっていたので、今ドラマ本編を見ても驚きがなく、ちょっともったいなかったなと思っています(笑)。まあでも知ってたからこそこのドラマを見ようと思ったんですが。

あと劇中で長意「鮫人之歌」を歌うシーンが出てきますが、サビの「Lalalalala〜」から、どうするんだろうとちょっと心配(?)していたら、その手前まででした(笑)あれ歌ったらちょっとびっくりしますもんね。

そして話題になっていたらしい筋肉スーツですが、実際見てみてアリとナシの中間くらいに感じました(笑)よくできているとは思うんですよ。ただ、やっぱり首から上と微妙にチグハグした感じを感じてしまうんですよね。ただよくできてはいる(笑)。だけど自然にスルーすることはできない。
それを思うと映画「キングダム」で自前の筋肉をあれほどまでに大きくした王騎役の大沢たかおさんはほんとにすごかったんだな、と。(まあそれができるかどうかは体質的な問題がかなりあるとは思いますが)
まあ、鮫人としてどうしても必要な表現だったという点は理解します。

邦題問題w

本作の邦題は原作小説のタイトル。サブタイトルも詩的で美しいです。
最近の邦題は恥ずかしくなくなりましたよね。
口にする時でも抵抗なく言えるのではないでしょうか。非常にありがたいですね。

…ということで続きの「馭鮫記 後編:月に愛を誓う」へ。

黒化…?とは少し違うと思うけど、元の純真な雰囲気は無くなってしまった長意紀雲禾の関係や、汝菱仙師といった悪を倒すことができるのか?というところを見届けたいと思います。

↓後編、見終わりました♪

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