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【中国ドラマ】「幻夢追凶~ドリーム・インセプション~」感想:満足度の高いミステリー/2022/12/31〜再放送あり

中国ドラマ

BS11にて放送されていた中国ドラマ「幻夢追凶~ドリーム・インセプション~」を見終わりました。
全40話(BS30分枠にて。元は24集)
原題「潜梦追凶」(2020)(ビジュアル・その他情報はこちら→百度百科

他人の夢に入り、その潜在意識を紐解く”解夢師”が主人公のミステリー…ということでこの作品のジャンルとしては”ミステリー””ファンタジー””民国もの”ということになります。

そう、”民国期”ミステリーだったんですよね。早く言ってよ〜(誰が?)見るまで現代だと思ってた…。
私、民国期を背景にした作品、大好きなんですよね。見るモチベーションが変わりますw

と言うことで、それだけでも前のめりだったんですが、始まってみると陰鬱とした雰囲気ながらも、ミステリーの展開が面白くてどんどん見進めていくことができました。

見終わった感想を一言で言うなら「満足度が高いミステリーだった」です。
(まあ、ミステリーについては全然詳しくないので、通の方はなんとおっしゃるかわかりませんが)

2022/12/31〜 再放送があるそうです

2022年12月31日から 毎週金~日曜日 午前5時00分~5時30分枠で再放送されるらしいです。
※確実な情報は公式サイトをご確認ください!

レトロな世界観で繰り広げられる”夢”を舞台にしたミステリーです。

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主なキャスト

袁不解(解夢師):宋洋

陳思(江城警察に赴任してきたばかりの刑事):王鶴潤

白霊犀(元帥白夢海の令嬢):孫芸寧

関雲旗(江城警察署巡査長):楊業明

方得生(医師。袁不解とは友人関係):赫雷

印象に残ったところ

1話の灯会で水死体が発見された、というくだり、絵的に「河神」を彷彿とさせましたが、こちらは終始シリアスで陰鬱としたミステリーでした。でも面白かった。

※以下、ちょこちょこネタバレがあります。

一捻りある展開

特殊能力を持つ人間と警察がタッグを組むミステリーというのは珍しくないですが、それぞれの思惑があって、ただ近しくなっていくだけでなく、時に離れたりもしながら、最終的に同じ方向へ進んでいくことになるという展開が面白いと思いました。
事件自体も「解夢師」の袁不解の協力がなければ迷宮入りしそうな、当事者にしかわからない謎が鍵となるもので惹きつけられましたし。
また、事件を暴く側だった主人公の立場が逆転したかに見えたり、主人公の個人的な過去の因縁と、警察の追う一連の事件の関わりが露わになったりで、見ているこっちもどんどん前のめりに。
最終的には街全体の支配に関わるような事態に発展もして、緊張感のある展開でした。

主人公が夢という場で活躍する「解夢師」ということもあって夢の中の描写も多く、時には現実のように見えていたエピソードが誰かの夢だったというオチもあって複雑な構成にはなっているのですが、ストーリー的には見ていて混乱することなく理解することができたので、上手く作ってあるなと感じました。
(そして「これ、俳優さんたちは細切れに色んなパターンの演技をしなきゃいけないんだな。ややこしそう」なんていらぬ心配をしたりもして)

それぞれのキャラが立ってる

登場人物はそれほど多くないのですが、それぞれのキャラが立っていて見応えがありました。
短い話数ですが、みんなそれなりにエピソードがあったりして、キャラの背景なんかが自然に理解できて、話に共感しやすい気がしました。

どのキャラも俳優さんがハマっていて良かったですが、個人的に印象に残るのは関雲旗楊業明さん)。もう役自体がストレートに”美味しい役”でしたが、やっぱり良かったです。硬派な””って感じで。あの制服・制帽・コートはずるい(?)。かっこよかったです。

あとその部下の豆子王昌瑞さん)はこの作品の唯一の癒しでした。彼の弟妹たちが気になります…。きっと関哥陳姐が考えてはくれるのでしょうが。

全てが終わり、ラストに袁不解が口にするのは水筒に入れた”お茶”。そういえば豆子を弔った時に愛用のスキットルは一緒に川に放り投げていたんですね。もう、お酒で気を紛らわせる必要がなくなったってことかな。

とにかく「ハマる」って感じではなかったものの、「見て良かった」と満足度の高いドラマでした。

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