つげ櫛愛用者です。
プラスチック製のブラシで全体をとかしてから、つげ櫛で梳いて仕上げるという手順です。
使用感もいいですし、髪につやも出るのでお気に入りなのですが、長年使用して随分歯が折れてしまいました。
写真では1本折れてるのが見えているだけですが、隠れているところも歯が折れてしまってます。
実はなかなか可哀想な見栄えになっており、もう人前では出せません。
櫛が折れるのは持ち主の身代わりになってくれているという説を聞いたことがあり、私的にはそれを採用していたのですが(縁起が悪い説は不採用)どうやら私の扱いに問題があったようで…。
身代わりというか…!
シャンプーをハーブシャンプーかお湯のみの洗髪にしている為か、櫛に汚れが付くのが早く頻繁なお手入れが必要です。
まあ、それだけ余分な脂や汚れを梳いて落とせているのはいいんですけどね。
歯ブラシで汚れを掻き出すという方法ではまどろっこしかったので、手っ取り早くペーパーナイフで汚れをこそげ落としていたのですが(なかなかの荒療治ですが)、いくらペーパーナイフの刃が薄いとはいえ、つげ櫛の歯の間隔よりは分厚いようで、何度か歯をぺきっと折っております(汗)
(ちなみにカッターナイフの刃はもっと薄いですが、木まで削ってしまう恐れがある為不採用にしました)
櫛の歯が折れてしまうなんてと焦るのですが、前述の「ああ、私の身代わりになってくれたのね」というポジティブ変換で私のメンタルを守っておりました。
が、どうやら私のお手入れがアグレッシブ過ぎたようで…。
世の皆様のお手入れ方法をお伺いしてみると(ネット検索)「椿油に浸して汚れを浮かしてから、ブラシで汚れを掻き出す」という方法が一般的とのこと。
あれ、なんで私調べずに独自の方法でやってたのかしら?
「折れた」んじゃなくて「折った」んだ……。
なんて乱暴な。
しまったな。
「身代わりになってくれた」なんてしみじみ感傷に浸っている場合じゃなく、私の乱暴狼藉が原因だったのでした。
ごめんね、つげ櫛さん。
仕分け結果
つげ櫛はこれからも末長く使っていくつもりです。
しばらくは現在使用しているつげ櫛を使おうと思いますが、ビジュアル的に辛くなったら、頃合いを見て買い換えるかも…。
いずれにせよ、これからはもっと櫛に優しいお手入れ方法をしようと心に誓いました。
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