【中国ドラマ】ダイイング・アンサー ~法医秦明~ 感想:ビジュアルも構成もスタイリッシュ

中国ドラマ

BS11にて放送されていた中国ドラマ「ダイイング・アンサー ~法医秦明~」を見終わりました。
全27話(30分枠にて)。

タイトルからの想像通りのクライムサスペンスなのですが、テンポよくスピーディな展開で、あっという間に終わってしまったという印象でした。

また、こういう題材だとシリアス一辺倒にもなりがちですが、メインの3人の掛け合いが軽妙で、クスッと笑えるところも所々あって、重たさを感じさせないところも良かったな〜と思います。
小気味良い作品で楽しめました。

主なキャスト

秦明(チン・ミン)法医:張若昀(チャン・ルオユン)

林涛(リン・タオ)秦明と幼馴染の警察隊長:李現(リー・シエン)

李大宝(リー・ダーバオ)新米監察医:焦俊豔(ジャオ・ジュンイェン)

このドラマ、主要キャストが本当に少ないと感じました。
だからキャラの把握がすぐにできて、作品世界に馴染むのが早かったです(笑)

構成・ビジュアルともにスタイリッシュ!

まず、キャラの造形や衣装のスタイリング、インテリアなどのビジュアルがスタイリッシュな上に、3人の掛け合いもサラッと面白かったです。
これ2016年の作品なんですよね。5年も前の作品なんて感じはしなかったです。

それに作品の構成自体も中だるみなんてワードとは無縁なスピーディな展開で(恋愛ものと比べたらダメでしょうがw)、最終エピソードに向けての布石も初めからちょこちょこ仕込まれていて、トータルで無駄なくまとまってるな〜なんて思いました。
その上、話数も少なめなので、見終わった後は一気に駆け抜けた感があって、もうあの3人に会えないのか〜なんてちょっと寂しい気分になりました(笑)

キャラについて一言づつ

とにかくこの作品のキモは、メイン3人の掛け合いだったんじゃないかと思えます(←いや、犯罪捜査だろw)

秦明(チン・ミン)

タイトルでもある主役ですね。
私自身が元々仕事のできる変人キャラは好みなので、初めっから「いいね!」と思って見てました。元々好きなタイプなので、それほど変人だとは認識できなかったくらいですw

そもそも法医という仕事についてること自体がめちゃくちゃ頭良さそうなのに、その上若くして凄腕という、とんでもないレベル。案の定とっつきにくいタイプで、女性蔑視の傾向もあり、みたいな(もしかして若干苦手だとか?)。ま、ある意味こういう作品の主役としてはあるあるですかね。
ただ、演じられていた張若昀さんの声とセリフのトーンが意外とソフトで(声はご本人)、キャラとのマッチングとしては最初意外だったんですが、徐々に「逆にいいかも」と思えてきました。

生い立ちのせいもあってか、普段はクールでドライで、プライベートも謎…みたいなキャラでしたが、最終エピソードで真犯人に追い詰められていくくだりでは、ボロボロ泣いたり、声をあらげたり、大宝を助けるために殺人を犯すことも一瞬頭をよぎったような表情を見せたり…と幅広い感情の振れ幅を見ることができました。

それまでは3人で主役?みたいに見えてたんですが、最後のあたりで「やっぱり秦明が主役なんだね」と思わせられました(笑)。

秦明の趣味がスーツ作りということで、いつも着ているのはお手製のスーツ。
めちゃくちゃフィットしていましたね。でもとてもお似合い。
オールバックも(”似合う人なら”)好きなので、ビジュアル的にも好みのキャラでした。

おまけ

第1話と最終話だけ動画でも見てみたんですが、BS放送時にはカットされていたエンディングの歌がありまして、主演の張若昀さんが歌っておられました(なんと作詞も)。お声は台詞と変わらず聞いてわかる感じでしたが、曲調が意外でした…(なんか男性コーラスが入ってた…)。何故、あの曲調…?

林涛(リン・タオ)

秦明と幼馴染の警察隊長という役柄で、性格的には正反対のオープンで明るい感じ。
クールな主役と対になるキャラということで、ガツガツ系もよくあるパターンですが、林涛はそうでもなく爽やかなタフガイって感じに見えました。一見正反対の二人が意外と長くつるんでるっていうのも、微笑ましくて好きでした。

オープンな性格で新人の大宝林涛のおかげで早く馴染めたんじゃないかと思えるくらいでした。
すっかり馴染んでからは大宝と二人で秦明をいじってるのも面白かったな〜。
こういう人、友達にいたら楽しいと思う。

からかってるのか半分本気なのか秦明大宝をくっつけるかのようなセッティングをして、めちゃくちゃ楽しそうにしてましたが、セッティングがとにかくで(笑)
そういうところも、いいキャラだな〜と思いました。
あと、この作品最大の謎(?)、彼女であるベイビー(宝宝)の尻に敷かれ気味なところも、かわいかった。

李大宝(リー・ダーバオ)

この人もいい人だったな〜。新任の秦明の部下の監察医。
ドラマを見始める前、ポスター的な写真を見る限りでは男勝りの押しの強いキャラなのかと思っていましたが、キャラ的には全然そんなでもなく(仕事ぶりに男女差はない!という気概はあるものの)、仕事はできるわ、コミュ力高いわ、明るくてさっぱりした性格だわ…と一緒に仕事したいタイプNo. 1(?)みたいな人でした。
最終的には容疑のかかった秦明を助けさえしましたもんね。頼もしい。

このコミュ力の高さ、見ていて本当に魅力的でした。難しい秦明の部下も務められるし、秦明が苦手なこと(遺族対応や一般人への専門的な説明…もはや”秦明の通訳”といってもいいかもw)のフォローもできるし…。

本人は年頃のお嬢さんということで、何度もお見合いをしている(お母さんがさせている?)けど、職業がネックになってなかなか上手くいかない。(こんないい人そういないと思うけどな)
そこに何故か、少し離れたところから見守っている秦明林涛(なんでやねんw)が面白い。
林涛のセッティングに乗っかって秦明と一緒になったらいいんじゃ?と思えてならないですけど。

一度、秦明大宝の採寸をしていたシーンがありましたが、その時のスーツってできたのかな?
1着思い当たるのがあるけど…(大宝がチェックのスーツを着てる時があった気がするんですが)。
でも渡したくだりって見てない気がするんですよね。
その辺探すのも含めて、1回動画を通しで見てみようかな。
→追記20218/21):動画の第9集にて見つけました。やっぱりBSではカットになっていましたね。スーツを作るのかと思っていたけど、無地のコートドレス(っていうのかな?)でした。綺麗なシルエットの。私、素直に「あぁ、いいやん♪」と思いました(笑)紳士服の仕立てだけでなく婦人物も仕立てられるなんて、秦明、いつでも転職できるね(笑)

…一言ずつって思ってたけど、長くなっちゃいました。
とにかくこの3人の掛け合い、楽しかったです。

その他こまごましたこと

ちょっとしたことですが、こまごましたことをいくつか…。

○解剖するときにマスクも帽子もつけてないのにびっくり!え、大丈夫なの?なんて思いました。なんか、臭そうな時だけマスクしてましたね。

大宝の愛車、乗るのちょっと怖い(笑)ちょっとスピード出したら分解してしまいそうな…。

○最終エピソードの犯人、というかこの作品通してのラスボス(!?)、池子の逆恨み具合が理解不能すぎる。自分の恨みは秦明に「思い知れ!」と思うくせに、事件の被害者や遺族については「他人なんかどうでもいい」という理屈だし、そもそもなんで捜査員じゃなく法医の秦明にここまでの恨みを向けるのか謎でした(決定的な証拠がDNAだったから?でもそもそも論として、旦那が犯罪者だったらどうしようもないのに)。あと、奥歯の件も。なんで奥歯?ただの目印?旦那の事件と関係あった?…う〜ん、わからない。

○正直池子が事件に絡んでくるとは思ってなかったので、真犯人は局長だと思ってました(笑)。ごめん、局長
でも局長って取り調べの中で秦明に対して結構人格否定的な発言を次々していて(お前の生い立ちなら復讐殺人しても不思議じゃないとか、トラウマを抱えてるのにカウンセリングを拒んでるから歪んだ衝動を起こしてしまうんだろうみたいな)、幼少期の絵まで持ち出してきて…無実が証明された後謝罪したいとか言ってたけど、1回それを言われた人からしたら、もうそういう風に思われてるんだな、というのは確実に残るな〜と思って。しかも上司に。私だったらやりきれないかも。

ありがたい…

この作品に限らずなんですが、いつもドラマを最終話まで見終わった後に「ご視聴ありがとうございました」っていう言葉が出てきて「ああ、終わりか〜」って感慨深くなるんですけど、それよりも何よりも、まず「こっちがありがとうございましたなんだよな〜」と思っています。
おかげさまで、楽しく色んなドラマ視聴を楽しませてもらっています。
今後も期待しています。

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