【中国ドラマ】「盜墓筆記2之 怒海潜沙&秦嶺神樹 Explore with the Note」感想:海底&洞窟+雪山で王道の探検がエキサイティング!

中国ドラマ

YouTube「熱點劇場Hotspot!」チャンネルにて中国ドラマ「盜墓筆記2 之 怒海潜沙&秦嶺神樹 Explore with the Note」(2019)を見終わりました。
全40集(「怒海潜沙」12集+「秦嶺神樹」23集+「雲頂前伝」5集)
(ビジュアル、その他情報などはこちら→百度百科

この作品は以前投稿した「盜墓筆記」シリーズ最初の作品「盜墓筆記 The Lost Tomb」の続きにあたるエピソードを描いた作品です。
ジャンルとしては「冒険、サスペンス、アクション」となります。

実はこの作品をYouTubeで見始めたのは随分前なのですが、BSの録画の方がどんどん溜まっていた時期と重なってしまい、途中でお預け状態になっていたドラマで、ここ最近でやっと全部見終わることができました。で、思うことは…
「やっぱり、このシリーズのドラマが一番ワクワクするわ〜!!」でしたw

海底で、洞窟で、雪山で、エキサイティングな探検!
臨場感のある画面で、自分も探検に同行してる気分で前のめりに楽しむことができました。
楽しかった〜!

主なキャスト

呉邪(老九門呉家の現当主で骨董店呉山居の社長。通称「小三爺」。ドイツの大学で建築を学び、持ち前の好奇心で呉家の元来の生業と関わりの深い考古学事業にのめり込む。あだ名は「天真(=無邪気)」。張起霊王胖子と3人で「鉄三角」と呼ばれる):侯明昊

張起霊/張不遜(老九門張家の家長で現指名相続人。神出鬼没で人並外れた武術の腕前を持ち、寡黙で神秘的な人物。あだ名は「小哥(=おにいさん)」、「悶油瓶(=いっぱいに中身の入った油壺→ほとんど喋らないから)」/迷霧村古墓の発掘に関わった民国期の軍人):成毅

阿寧(凄腕の女性探検家。呉邪の祖父、呉老狗と因縁深い裘徳考の配下(養女)):李曼

王胖子(北京潘家園で骨董を商っており、古墓についても経験・知識が豊富で腕っぷしも強い。陽気で情に厚く「鉄三角」のムードメーカー。胖子(=太っちょ)):張博宇

呉三省呉邪の叔父):姚櫓

呉三省(青年期)解連環呉邪の叔父/老九門解家の人物で呉三省と容貌が似ている):姚奕辰

解雨臣(解語花)(老九門解家の現当主。呉邪の幼馴染で「小花」と呼ばれている):劉学義

解子揚(老痒)呉邪の幼友達):廖彥龍

肖彧(蒲公英科技公司の社長。当時呉三省が参加した海底墓調査チームの中で、唯一海底墓へ行かなかったメンバーの息子でもある):任嘉倫

老九門とは…盗墓で財を成し、長沙で大きな勢力を持った九大家の末裔たち。現代では他の職業に従事している。老九門をメインに描いた作品は「老九門

印象に残ったところ

一言で言うなら「これが盜墓筆記なんだな」でした。メインのストーリーという印象。
なんと言っても私はシリーズ時系列遡り視聴をしてしまっているので…

海底、洞窟、雪山…いろんなシュチュエーションでの王道の探検を臨場感たっぷりに楽しめた!

全体的な印象はこれでした。
私個人的に遺跡に少し興味があって、そういう番組があると思わず見入ってしまうのですが、そういうものに感じるロマンをストーリーとして楽しめるところがすごく気に入りました。

古墓の発掘というと洞窟や地下を真っ先に思い浮かべますが、海底というシュチュエーションもあってすごくワクワクしました。ちょっと画面が暗かったのが残念でしたけど。

それぞれの自然環境のロケーションや規模の大きい古墓の美術も素晴らしくて、古墓の中を進んでいって景色が変わるたびに、見てる私も「わ〜〜…」って一緒になって感動していました。
(個人的に好きだった美術は迷霧村古墓の中の張不遜たちの居室。地下遺跡の中に民国期のレトロなインテリアが不思議な感じ。江戸川乱歩の世界観にも近いような薄気味悪さもいい感じで)

あと、盗掘者を阻む罠の数々もさることながら、この作品は「化け物」系のトラップが多くて、それがリアルで怖かったです。不気味だし…。
海猿子(半魚人みたいなヤツ)や蘇った幽霊軍隊、お面の形をした蟲をマスクのように装着した類人猿や、寄生する蟲、ゾンビ、巨大なドラゴン…そいういうものと戦ったり逃げたりしながら、進むわけです。

さらに、謎解きの要素もありますから、この棺に入ってるのは誰なのか、鍵となる宝物はどこにあるのか、他に隠し部屋があるのか、出口は探し出せるのか…そういったドキドキもあります。
なんだか夢に出てくるんじゃないかと思うくらいの臨場感ですっかり前のめりになってしまいました。(と言いつつ、一回もそんな夢を見ていませんが。一回くらい見てみたいのに)

並行宇宙(現実)

このドラマ2本目のストーリー「秦嶺神樹」では、100メートルもある青銅製の神秘的な木が中心になっているのですが、その不思議な力からか(磁場の問題で空間と時間が乱れる?)、「同一人物が同時に2人存在した」というエピソードがあるのですが、その現象を理解しようと「並行宇宙」(「並行現実」?)という概念が呉邪の口から語られました(呉邪は心霊現象などは信じない科学主義者)。

私、そういう系の話も結構好きなもんで「そういう要素も入れてくるのか〜」とちょっと嬉しかったという、まあそれだけの話なんですが。

メインキャラが若い!

シリーズ作品の時系列を遡って視聴してしまっているので、全キャラが若いことに感動w(後々の作品では体力の衰えを嘆いてたりするシーンもあったもんですから…)
で、若者が主になった探検譚という印象を強く受けました。
なんか、キラキラしてるのもいいですね。

特に主役の呉邪
演じられている侯明昊さんは周りの仲間たちを演じている俳優さんよりも10歳近く年下らしく、やはりどうしても「弟感」が出ていましたが、若い頃の呉邪は考古学の知識や推理力があっても、屈強でも武術に長けているわけでもなく、たびたび周りに助けてもらわなければいけなかったりしたので、それもアリなように思えました。
みんなが「呉邪呉邪」ってかまうのも自然な感じ。
なんだかアイドル感のある呉邪という印象でした。

イケメン祭り…だけどチャラチャラしてないのが良い

メインキャラが若いというのもあるんですが、若いイケメンがやたらと揃っていました。もうお祭り騒ぎ!(?)

呉邪侯明昊さん、”盜墓筆記の顔値(=顔面偏差値)担当”といわれる小哥張不遜成毅さん、解語花劉学義さん(絵に描いたような美男!)、あと特別出演で出演シーンは短いけど肖彧任嘉倫さん。黒眼鏡岳士涵さんや青年呉三省姚奕辰さん、張不遜の上官である張高原張天陽さん、張不遜の副官である竇誠韓承羽さんもいるし…もう祭りですねw
今まで見てきたシリーズの中でもキラキラしてる印象が強かったです。
目の保養、目の保養…。

あっでも「アイドルドラマ感」は全然なかったです。ベテランキャストも脇を固めていましたし、ちゃんとアドベンチャードラマしてました。

印象に残ったキャラ

個性豊かなキャラと、その関係性もやっぱり魅力的です。

呉邪

周りから大事にされている感が強い呉邪だな〜という印象が強かったですが、当の本人も周りの人に対する情が”あり過ぎる”くらいのタイプ。
彼がたびたび口にしていますが「一緒に来たら、一緒に帰るんだ」みたいな考えで、自分を利用しようとした人や、ともすれば敵でさえその危機は助けようとするという人。
ただ、それに伴うフィジカルなポテンシャルはそれほどなくて、気持ちだけはある、というのが若さだな〜と思いました。
そんなお人好しだからこそ、いざという時に助けてくれる意外な人が現れるのかもしれませんが…。

演じられた侯明昊さんご本人の華もあって、個性豊かな周りのキャラに埋もれもせず呉邪の力いっぱいの探検、推理を楽しめました。

張起霊(小哥)

今回一番印象に残ったのはこのキャラ、張起霊でした。
これまでに3人の張起霊を見てきたのですが、本作の成毅さん、盜墓筆記2ver.の小哥は意外と喋るし、喜怒哀楽もはっきりしてるな…と思いました。(それでも他のキャラよりははるかに口数は少ないし、超冷静ですが。”小哥にしては”という話)

またこれ、最初の「怒海潜沙」の12集を終わって「秦嶺神樹」に入ってからの印象なんですよね。

怒海潜沙」の時は今まで通りの印象と変わらず、いつの間にかそばに来て、いつの間にか消えてたり、呼びかけの半分以上にも答えず、喋っても一言二言くらい。ただ呉邪胖子の危機だけは必ず助ける、という感じ(ただ、最初張禿子(名前…モロじゃないかw)という別人のおじさんに変装してた時は普通の人のように喋ってたけど。小哥ってそんなこともできるんだ…と意外な感じw)。

それが「秦嶺神樹」に入ってからは…神出鬼没には違いないけど、特に”会話”で意外な面を沢山見られたみたいな気がしてキュンときました〜♪

以下は特にお気に入りのエピソード。

小哥、胖子をいじる

19集、小哥胖子呉邪を探していた時のこと。崖を降りることになってロープを用意している胖子の肩を急に無言でむんずと掴んで一緒に崖下へ飛び降りさせた(下は水だったので大丈夫なんだけど)。びっくりして死ぬ思いをさせられた胖子

胖子「頭おかしいだろ!(你有病啊!)」
小哥「(直訳:薬あるだろ)(你有药啊)」

…みたいなくだり。(これ、「病気を持ってる」に対して「薬を持ってる」で返した駄洒落(?)だと思ってるのですが。違ってたら誰か教えてくださいm(_ _)m)

口達者な胖子も軽くあしらう小哥。さすが年上(かなりの、だけど)w
でもこんなことを言うなんて、本当に意外!

穏やかにサラッと○害予告

同じく19集、鉢合わせした阿寧たちとお宝の取り分で揉める胖子。交渉は決裂して別行動を取るという阿寧小哥が…

「一緒に動く。悪巧みはするな。でなければお前たちを殺すと、至極穏やかに言い放つ。

小哥、意味もなく人を殺める人じゃないけど、彼がその気になれば誰も止められないほどの腕前なのを誰もが知ってるので、このセリフは相当効きます…。

か、かっこいい。
このセリフ、コメント欄でも沸いてました。

呉邪には激甘な小哥

24集。実際合流してはいないものの、神秘的な木の不思議な力(?)により遠く離れた場所同士で互いの姿を確認し、やっとのことでコミュニケーションを取る呉邪と小哥
小哥、めちゃくちゃ優しい顔で
「安心しろ。最短ルートで君と合流するよ」なんて。は〜、甘い!
ちなみに小哥の横にいる胖子は頑張っても通信できず(かわいそう)。

成毅さんの小哥、よくよく見るとそんなに表情を変えてないのに、めちゃくちゃ優しい顔になるんですよね、こういう時。惚れます。

話は進んで39集。膝上ほどもある雪を踏みしめながら雪山で目的地を目指す一行。お互いをロープで繋ぎ、フードを目深にかぶってゴーグルをし、一列で黙々と歩きます。呉邪の前は小哥が歩いているはずですが…。

呉邪小哥
小哥、ぐるりと振り返って「俺を呼んでるのか?」
呉邪「また君とはぐれたと思ったんだよ」
小哥「心配するな。最悪の状況でも君の命は守るよ」

ひゃ〜甘い!姫を守る騎士(ナイト)か!
そして、すかさず戻して”おかわり”する私w
眼福、耳福♪

胖子への扱いはかなり雑だけど、呉邪には甘々でそのギャップが面白いです。

王胖子

私も大好きなこのキャラ。
太っちょで陽気で友達想い。骨董・古墓についても知識や経験が豊富で、探検の頼れる相棒。
好きだわ〜。

私はこれまでに2人の俳優さんバージョンを見ているのですが、この胖子については、それぞれの俳優さんの個性というよりも、見事にキャラクター自体のカラーがそのまま引き継がれているように思いました。
喋り方も独特の節回しなのですが、そういうところやコミカル具合も。
素直に「あ、胖子の若い頃だ!」と思えたのでそれはすごいことだな、と。
(逆にちゃんと時系列で見ると「胖子も歳をとったけど、相変わらずだな〜」と思えるんでしょう)

口を開けば冗談ばかり言ってるようですが、いざという時には機転が利く人でもあって、若くて経験の浅い呉邪がマズい方向に行きそうになると、絶妙のタイミングでスッと方向転換させるようなところも。
情が厚くて呉邪への面倒見も良いので、頼れる男感抜群です。

胖子で印象に残っているエピソードは、闇オークションに潜り込んで重要なお宝を競り落とそうとする場面。
お金の工面ができず万策尽きた呉邪にサラッとカードを渡す胖子。なんと自分の家を売ってお金を作っていたのでした。それでも気を遣わせないように呑気なそぶりでヤシの実ジュースをチューチュー吸ってたりするんですよね。漢だな〜(泣)
ま、その後オークションで、義憤心に駆られた呉邪が勢いで別のアイテムを競り落としてしまうというオチがあるのですが…。あれは私もびっくり。
呉邪の”天真”ってこういうことなんだな、と納得しました。

天真の呉邪、俗世とは縁遠い小哥、ということで「鉄三角」の中で一番一般的な感覚の持ち主なのは胖子なんだろうな〜と思ったり。

演じられた張博宇さん、素晴らしかったです。”そんなに太ってない”以外は完璧!という多くのコメント欄の意見に私も同意です。(一応「少しダイエットに成功した」というセリフもあったような気もしますが)

解子揚(老痒)

呉邪が人喰い魚との激闘に敗れそうになり、あわやというところで小哥に助けられたような気が…というところで、気づくとそばにいたのが呉邪の幼友達の老痒、という登場シーンでした。

彼とのエピソードもこれまた印象に残りました。
老痒も目的がありお宝を探しに洞窟に入り、はや3年。髪も髭も伸び放題ながら、昔の親友と出会って心強さを感じる呉邪ですが、しばらく過ごしてみると彼の様子が少しおかしいことに気づきます。
他の探検者たちとも合流したり、時には脅されたりしながら探検を続ける2人ですが、結局は呉邪の特殊な体質(彼の血は邪悪なものを寄せ付けない)を利用して目的を果たそうとしていたことがわかって、それでも老痒を見捨てない呉邪
散々苦労して最終的にお宝にはたどり着いたものの、彼の悲願「亡き母を甦らせる」のは不可能だと呉邪に説得され、二人で脱出を試みる最中で巨大なドラゴンとの死闘の際、最終的に自分の過ちを悔いた老痒が自らを犠牲にして呉邪を助けようとした…という顛末。(だいぶ端折ってますが)

これ、老痒の心の弱さと、目的達成への執着で少し精神に異常をきたしている感じと、呉邪への友情とがごちゃ混ぜになった様子なのが、結構リアルなキャラ設計というか、共感はしないけど理解はできるって感じで…。
楽しくもないし、いい話でもないけど、言うならば「爪痕を残す」系のエピソードだな、と思いました。

まとめ

ま、随分長くなったのでこの辺でやめておきます。

他にも張不遜のこととかも(小哥との関係性とか)気になるし、回収できてない事柄も多々あるし、終わり方も中途半端(知ってたから良かったけど)ですが、シリーズとして続編がまだまだ作られているので、そこはこのシリーズの特徴と割り切っておくことにします。

楽しかった〜♪ また何回か見ることになると思いますがw

さ、次は評判の「終極筆記」に行きたいと思います!!楽しみ♪

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