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【中国ドラマ】「風起隴西 -SPY of Three Kingdoms-」感想:重厚感や見応えもありつつ、意外と取っ付きやすいスパイサスペンス時代劇

中国ドラマ

BS11で放送されていた中国ドラマ「風起隴西(ふうきろうせい)-SPY of Three Kingdoms-」を見終わりました。
全24話。
原題「風起隴西」(2022)(ビジュアル・その他情報はこちら→百度百科

三国志を背景に英雄たちではなく、歴史上名もなき人物たちを主体に描いた作品です。
スパイものは好きですし、主演の一人である白宇さんも好きなので興味津々ではあったのですが、一つ”三国志”という点が懸念でした。やっぱりどうも私にはよくわからないので…(苦笑)
ですが、メインとなっているのが歴史上では名もなき人物だったためか、意外と取っ付きやすかったな、というのが印象でした。

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主なキャスト

陳恭(字:思之。曹魏天水郡主簿 且つ 蜀漢司聞曹外勤間諜で代号(コードネーム)は「白帝」。荀詡の義兄弟で、妻は荀詡の従妹翟悦):陳坤

荀詡(字:孝和。蜀漢司聞曹靖安司 副司尉。家は代々諸葛氏に仕える密偵の家系。荊州水軍出身。義兄弟である陳恭の妻は従妹の翟悦。また陳恭司聞曹への推薦者):白宇

馮膺(字:少敬。蜀漢司聞曹曹椽(総責任者)。蜀国諜報システムの主官):聶遠

柳瑩(曹魏間軍司外勤間諜。代号(コードネーム)は「妙風使」):楊穎

翟悦(蜀漢靖安司外勤間諜。陳恭の妻で荀詡の従妹):孫怡

諸葛亮(字:孔明。蜀漢輔政丞相):李光潔

李厳(字:方正。蜀漢輔漢大将軍/驃騎将軍):尹鋳勝

(五仙道大祭酒):張暁晨

印象に残ったところ

ストーリー展開も俳優陣も全ての面でクオリティの高い作品だったし、結末も”ああ、なるほどなぁ”と納得のいくものだったので、こういう素晴らしい作品って…取り立てて言うことって何にもないんですよね(笑)。

「良かった。ジャンル的に興味があれば(←これは重要かも)観た方がいいと思う」という言葉につきます。

題材は三国志だけど、内容はその最前線にいる歴史上名もなき人々の奮闘や思惑なので、歴史が苦手でもなんとか付いていける

三国志に弱い(よく分からない)私でも、このストーリーで起こったことについては一応付いていけました(冒頭はあの「泣いて馬謖を斬る」ってやつですよね?そのフレーズを知ってる程度)。

そもそも、本当の情報も偽の情報も入り乱れる諜報戦が繰り広げられている上に(二重スパイとかややこしい!)、まさにその要である司聞曹が国内の政権争いにも利用されて、さらに事態がややこしくなっていたのですが、そこは意外とわかりやすく話の展開がされていたように思います。

おそらく、時々出てくる諸葛亮のリアクションが、起こっていることの概要の説明となっていたんじゃないかと思うのですが。
まあギリギリですけどw

キャラクターの個性・魅力がしっかり描かれている

主役二人はもちろん、各キャラの人間味というか魅力もしっかり描かれていて、それがまたドラマとしてストーリーに入りやすくなっている要因にも感じました。
なんか…みんなそれぞれの魅力があるというか。

蜀国諜報システムである司聞曹(曹魏の間軍司も)が舞台なので、みんなシビアな現場でやっていけている人たちなんでしょうけど、その中でも親しみやすそうな人、頼りない人、どっちつかずな人、一本気な人、など個性豊かでリアルでした。

また、こういう歴史物で硬派な作品って俳優陣がオジ様方ばかりになりがちですが、本作ではそうではないので、入っていきやすい人が多いかも(私もそうですが)とも思いました。

見た目(スタイリング)の違いがあまりなかったのが唯一の残念ポイントかも…

キャラは個性豊かに描かれていたのですが、みんな見た目があまり差がなくて、認識するのに最初ちょっと苦労しました。

知ってる俳優さんはまだいいのですが、初めて見る俳優さんは本当に着る物、髪型に個性がない(しかも地味)ので「これ誰だっけ?」が頭に飛び交っていました(笑)しかも肩書きが長い漢字の羅列で「は?」と画面を一時停止してガン見しなくちゃいけなかったり(笑)(でも、次出てきてもまた「え?」ってなる)

正直、数話見て、もう一度最初から見直したほどです(そしたら、なんとなく頭に入りましたが)

ブロマンス”ではない”、文字通りの兄弟情にグッとくるものが…

命がかかった危機を、誰の助けも借りられない状況でもなんとか二人で助け合ってきた思之陳恭)と孝和荀詡)の最後の会話にグッと来ました。
斬首刑の上、晒し首が決まった囚人である思之に面会に来た孝和

孝和の「不忠(国に背く)、不義(義兄弟に手を下す)、不仁(妻の仇と通じる)、不孝(父は国に殉じたのに…、また親同然の李厳将軍に汚名を着せた)」…という言葉で思之を問い詰めるのかと思いきや「それを私が信じるとでも?」と言う孝和。そして「だから理由を言え」と。

一ヶ月一切の捜査を禁じられた孝和が一人で悶々と考え抜き、考えついた経緯は完璧な推察でした。
だから”隠していたはずの自分(孝和)が出てきたことで計画が狂って、自分が全ての罪を被るしかなくなったんだろう。それでは私がお前を殺したも同然だ”と泣き崩れてしまったシーンはじわりと来ましたし、そこへ至るまでのやり取りの言葉の重さや切なさにも見入ってしまいました。

いろんな人や政治的思惑が交錯し状況・計画が二転三転し、誰を手にかけたとしても義兄弟だけは守る、少なくとも手にかけないという強い気持ち(それは、当時の間諜たちにとっては本当に難しいことで、実際翟悦のことは助けられませんでした)、ブロマンスではない、文字通りの兄弟情というものをひしひしと感じてグッと来ました。

間諜という人たち

叛逆者(民国期のスパイドラマ。朱一龍さん主演)」とか「忍びの国(邦画の忍者もの。大野智さん主演)」とかでも思ったんですが、間諜なんて高度な頭脳やスキルが求められる割には使い捨てで人権がないし(死士なんて言葉で片付けるべきじゃない)、歴史物の場合だと、そもそも自分で選んだ職業というよりは、そういう家に生まれついたから、という理由だったりするのもひどい話だなあと。

そういう作品を見るたびに悶々としてしまいます。

大義とか正義感とか…色々考えさせられた

見た後に余韻があって、なんだかポツポツと色々考えさせられました。
以下、ほんとの独り言です。

…ま、そんなようなことをつらつらと思ってしまったのでした。
良い作品というのは何かを考える機会を、見た人に与えるのかもしれませんね。

結構気になってること

ところで、なんですけど、最終話の諸葛亮李厳将軍の話し合い、これってこのストーリーの根源に関わる話だと思うんですけど、この話し合いをもっと早くにできていれば、この一連の事案はなかったってこと?っていうのが結構気になってるんですが…。

そういうもんでもないんですかね?流石に全部は無くならないのかな。

まとめ

言うことはないと言いながら、なんだかんだつらつらと綴りました。
ま、ドラマを見た後のルーティーンということで。

どのキャラも俳優さんも魅力的だったな〜。
目当てで見た白宇さんはもちろん良かったし、初めて見たけど陳坤さんも魅力的だったし、「瓔珞」乾隆帝が印象的だった聶遠さんもやっぱり良かったし、「暴風眼」での好演が未だに記憶に残ってる王驍さんも今回やっぱり印象的だったし…あと、荀詡配下の裴緒(字:子明。侯玮濤さん)!彼もいいキャラだったけど、周りがどんどんいなくなっていってちょっと心配してたのが最後まで無事で良かった…。
…いや、キリがない。みなさん、本当に良かったです。

ほんと、見られて良かった〜!

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