BS12にて放送されていた中国ドラマ「河神Ⅱ-Tianjin Mystic-」を見終わりました。
全22話(元は24集)。
原題:「河神Ⅱ」(2020)(ビジュアル・その他情報はこちら→百度百科)
ジャンルとしては「サスペンス」、「ホラー」、「ファンタジー」といったところ。民国期を背景にした作品です。
本作は1年ほど前、同じくBS12にて放送されていた「河神-Tianjin Mystic-」の続きになります。
ラストがとんでもない切り方だったのでヤキモキしていて、これは「iQiyi 爱奇艺」サイトで頑張って「Ⅱ」を見るしかないかなと思っていたのですが、意外と早くBS12で放送してくださったのでありがたかったです。
実際見てみると、この作品は土着信仰がベースになっていて言葉が難しいので(日本語字幕で見ても小難しかった…)、自動翻訳でもお手上げだっただろうと思うので良かったです。ありがとうトゥエルビさん♪
ただまあそれでも結局伏線も多く、短い話数の中に情報量がぎっしりで、ラストも曖昧な感じのミステリーだったので1回見ただけでは「わかった」とは到底言い難く、結局カットになったシーンも気になって「iQiyi 爱奇艺」サイトでノーカットのものも見てしまったのですが。
さらにそれだけでも「う〜〜ん」という感じだったので豆瓣で皆さんの感想や考察などを色々見て「ああ、こういうことなのかな?」と一応落ち着いた感じで、”咀嚼”に大変時間がかかりましたw
でもまあそうしてまで分かりたいと思わせられるような魅力的な作品であったとは思います。
面白くなければ、わからなくてもそのまま放置するので…。
これ、見れば見るほど気づきが増えていくかもしれないです。
2023/1/9 追記:GYAO!にて配信始まりました♪(配信期限あり)
現在「Ⅰ」を配信中のGYAO!にて「Ⅱ」の配信も始まりました!朗報ですね♪
全24話と表記されていますのでノーカットかもしれません(未確認ですが)
ただし配信期間が決められているので要注意です(2023年2月28日(火) 23:59まで。正確な情報はGYAO!サイトにてご確認願います)
もう1回見たくなってきた…!
主なキャスト
郭得友(伍河水死処理隊隊長。”小河神”と呼ばれる):金世佳
丁卯(漕運商会会長 兼 天津市政府秘書長。ドイツで法医学を学ぶ):張銘恩
顧影(郭得友の幼馴染で許嫁の巫女。武芸に秀でている):王紫璇
肖蘭蘭(前秘書長の娘で新聞記者。丁卯とは恋人関係):陳芋米
范君尧(肖蘭蘭との親同士が兄弟のような関係の幼馴染。ドイツで化学を学ぶ):王放
戎傲霜(丁卯の怪我の治療にあたる理学療法士):張子琪
付来勇(天津警察課長):唐以諾
「Ⅱ」で新たに登場したキャラ以外は郭得友を除いて「Ⅰ」からの続投でした。
ということで、新たな郭得友役の金世佳さんが話題になった作品でもありました。
ちなみに夜市の万宝楼の店主陸は田里監督(ヒゲにイルミネーションをつけている人)。
やたらと”事情通”なのは監督だから?
印象に残ったところ
独特の世界観の中で繰り広げられるミステリーのストーリー展開が面白い
「Ⅰ」のラストの回収(天津の為に捨て身で陰謀を阻止しようとした郭得友がなぜか魔古道扱いされて絞首刑宣告をされていたり、丁卯がなぜか秘書長へと大出世して、さらになぜか恋人の肖蘭蘭から狙撃されてしまったり、顧影はベッドの上で押さえつけられていたり)がバタバタと始まって、それが片付いたと思ったら、今度は「胴が真っ二つ!」という衝撃の崔瘋子死亡事件が起こって…と乗っけからぐいぐい引き込まれる展開でした。
一つ一つの事件も実行犯の裏に黒幕がいて、しかも実行犯自身はそれに気づいていなかったり、一見関係なさそうに見える各事件が実は壮大な殺人計画の一環ということが徐々に見えてきたり、時々何かを暗示させるような無言のシーンも挟まってきたり…で見落としがあったら後々分からなくなる緊張感がありました。
またそれとは対照的にコミカルなシーンもちょこちょこ挟まれていて、これも「河神」の世界観だな〜とほっこりしたり。
郭得友も丁卯も優れた人材ですが、事件解決に関してはプロでもないし、特別腕っぷしが強いわけでもないので、なりふり構わず必死に立ち向かっているのが時に可愛かったりもします。
九死に一生みたいな危機も二人で何度も乗り越えていますし。
本作は原作にないオリジナルストーリーなんだそうです。
ストーリーはよくできているし面白かったですが、キャラのバランス的に郭得友よりも丁卯の方が活躍しているという印象でした。
まあ、本作では海や川がウイルス汚染で封鎖されており水に関わる人が全く活躍できない状態だったので、小河神である郭得友も出番が少なかったのかも知れませんが。
ただ地上での事件ばかりだと「河神」である意味が薄まって普通のミステリーみたいになってしまうのはちょっと惜しいかな…と。
郭得友のキャスト変更も意外と違和感なし
「Ⅰ」が終わって続きが気になるけど、「Ⅱ」では郭得友のキャストが変わってしまっているというのが若干の懸念材料でした。主役ですし。李現さんのカラーも強く出ていて魅力的でしたし、それが変わってしまったらどうなんだろう…と。
で、蓋を開けてみたらあんまり違和感を感じませんでした。ちょっと大人になったなってくらいで。
金世佳さんが続投キャストの中に上手く納まったのかも知れないし、見てるこっちも時間が空いてしまったせいもあるかも知れないし、ストーリー的に丁卯の比重が大きくなったので、ギャップが目立たなかったのかも知れないし、よく分かりませんが、意外とすんなり見ることが出来ました。
ヒゲも生えてるのにw(なんでヒゲ、生やしたんだろう)
全24話→22話へのカット部分
2話分もカットされてるって結構なカットだなと思っていたのですが、実際ノーカット版を見て納得。
この「河神」は毎回講談師(っていうんでしょうか?)が冒頭で「前回のあらすじ」を語る形式を取っているのですが(BS版で第1話の始めにあった場面。あれが実は毎回あります)そこと、エンディングがカットされているので、大部分はそこだろうと思います。まあ細かくチェックしたわけではないですが。
あとは、ちょこちょこした、メインの謎解きに差し障りのないと思われるシーンですね。ただ、そういうシーンがたまに挟まってくる「ほっこり感」というスパイスになっているので惜しくはありますが。
ただ、エンディングはただのエンドクレジットだけでなくその隣に小さなワイプで短いエピソードも流しているので、それもほとんどカットになっているのかもしれません。
特に最終回のそれは「Ⅱ」の最後の最後でまた大きな謎を含んでいるシーンだったので、あれはなんだったんだと、なんだか落ち着かないです(最後の項目で触れます)。
ちょっとした無言の短いシーンでも後々回収される伏線だったりもするので、細々としたカットになるBSさんの編集作業は本当に大変だっただろうなと思います。ありがたや。(結局ノーカット見に行ったけど)
あと余談ですが、オープニングで色んなキャストがストーリーに関わる言葉を言いますが、あれも毎回変わっていました。最終話では全員が「河神」と。続けて私も言いたくなっちゃいましたw
キャラについて思うこと
※この項目はネタバレを含みます。
郭得友:金世佳
「Ⅰ」での李現さん、確かに魅力的ではありましたが、私個人的に直前に見た「ダイイング・アンサー」の林涛と、正直それほど大きな差を感じられなくて「あれ?どっちもちょっと”地”に近いのかな?」なんて思えていたので、原作でのイメージってどんなだろう?とか、原作ファンは李現さんの郭得友に対してどんな反応だったのか?ちょっと気になるところだったのですが。
本作で金世佳さんver.を見て「ああ、なるほど」と。(私が金世佳さんを他の役で見たことがあるのは「摩天楼のモンタージュ」でのちょっとした役だけだったのですが、まあ、本作とは全然違うタイプのキャラでした)
まあ、基本的にはやっぱり親しみやすい江湖の兄ちゃんって感じなんですかね。
そもそも「Ⅰ」を見ている時から、私個人的には郭得友というキャラクターは若干掴みどころがないと感じていまして。
「小河神」と呼ばれ、「人中の龍鳳」と称されるほどの優秀さで周囲には一目置かれており、水死処理隊を率いて、一見親しみやすく自由奔放に見えながら目上への敬意も忘れず…という反面、自分のことはあまり話さず、本当のところは何を考えているのか見えにくいという感じで。
本質的な特徴があまりはっきりしていないというか。
なので、キャストによってはご本人の持ち味が大きく透けて見えるのかも知れないなと…個人的にはそう感じました。(ちょっと話がずれますが金世佳さん、元水泳選手なんだそうですね。なんとなく水中での水の掻き方にプロっぽさを感じました。ま、素人の私が言ってもなんですが)
ただお二人とも「人中の龍鳳」ってワードが出るたびに「あっ、そういう設定だったんだね!」とちょっとびっくりしてしまうのですが。そんなに特別な感じはしないけどな…なんて。
丁卯:張銘恩
本作ではいきなり大出世をしていてびっくり!なんで政府の高官になってるの?!なんて。
とにかくこの「九牛二虎一鶏」案件で一番大変だった人じゃないでしょうか。
前作の「Ⅰ」ではまだ留学帰りで、継ぐ気もなかった家業なのに、突然の父の死で、それを引き継ぐ形でいきなり会長職になってしまったというところで、本作でもまだまだ慣れないことで苦労しているはずなのに、政界にまで進出してしまって、それも蘭蘭パパを守るためだったり、郭得友を助けるために公の場で一芝居打ったり、漕運商会を守るために天津の大規模事業を請け負うことになったり、事件解決のために法医としての仕事もこなしたりと、何もかも背負い込んでしまっているのに、自分自身は足も引きずってるし…と見てるこっちも「大丈夫?しっかり休んでる?」なんてすっかり親のような気持ちで見守ってしまいましたw
(それなのに心の拠り所である蘭蘭には結構ドライにリアクションされたりで可哀想)
そんな沢山の肩書きやスキルを持っているからこそ、そして「水」が封じられているこの時期だからこそ、郭得友よりも比重が大きくなって、なんだか「丁卯奮闘記」みたいに見えたんでしょうw
(杖が仕込み杖になっていたのにはびっくり。用心していたんですね。でも最終的にはそのおかげで郭得友は変異した連化清を倒すことが出来たので良かった良かった)
演じられている張銘恩さんも好きな俳優さんなので、私としては見どころ沢山で存分に楽しむことが出来ました。
(実力も華もある俳優さんなのでこれからも色んな作品で楽しませてほしいと思っているのに…私生活の方で何かあったようですね…。残念。でも封殺はされてない…ですよね?)
顧影:王紫璇
小神婆の小影は全くお変わりなく、という感じで微笑ましく、楽しく見ることが出来ました。
一途で可愛くて、相変わらず強い!
本作ではしなやかでダイナミックなダンスも見ることができて良かったです。
王紫璇さん、本当にスタイルいいですよね。
育ての母である張神婆との掛け合いも面白いですが、結婚式前夜の母娘の会話にはうるっときました。
肖蘭蘭:陳芋米
ちょっとキャラ変があったように感じました。
前作では、良家のお嬢様だけど自分自身の考えをしっかり持って新聞記者というハードな職業を選んでいて、性格もお高くなく、理性的で落ち着いた優しさを持っていてすごく好感を持っていたのですが、本作では若干”重たい女”要素を感じました。
丁卯のちょっとした言葉の綾を根に持ってしまったり、丁卯が本当に辛い時にただ寄り添うということもしなかったり…。
そうなると「なんで丁卯はそうまでしてこの人のことを想ってるんだろう」なんて見えてしまうので、残念だな〜と。本作の脚本の問題だと思うのですが。
あと演じられた陳芋米さん、号泣している時に開いている口が”笑っている”ように見えてしまうのがちょっと違和感を感じてしまいました。一瞬「え?笑ってる?」なんて。「Ⅰ」ではそんなシーンが無かったので今回ちょっとびっくりしてしまいました。
范君尧:王放
このキャラ、良かった〜。
優秀だけどちょっと押しが弱くて、優しいお兄さんタイプでいい味出してたのが、最終話になって本性が暴露してからの変わりようが凄くて。
豹変という表現の仕方ではないものの、確実に仮面を外した感がありました。軍隊の訓練を受けたという設定も、その時から急に「確かにそんな感じ!」と納得できるような身のこなしで。
この作品の事件全てをこの人が設計したなんて、普通ではなかなか無理があるように見えるだろうに、この范君尧なら「そうかもしれない」なんて妙に納得できるキャラでした。
王放さん、素晴らしいと思いました。
聶小秋(聶平):崔爾康
京劇役者で最初の事件(崔瘋子殺害)の犯人(ただし黒幕による仕込みあり)。
このエピソード、すごく印象に残りました。
辛い生い立ちからの、崔夫人との関係、そして駆け落ち失敗からの無理心中未遂で結局亡くなったのは崔瘋子だけという結末。
事件的にはよくあるタイプといえば確かにそうなのですが、その後が特徴的で、捕まってから都督のところへ無理矢理連れて行かれ…というくだり、その後いわゆる”囲われの身”になったということでしょうか。
駆け落ちを阻止したのも都督の手の者だろうし、劇場の人も「大きなバックがついている」と言っていたし…。そうなってくると都督がやたらと芝居を歌っているのも納得がいきます。(鳥肌〜)
さらにこの聶小秋と都督の二人、本作ラスト(ノーカット版)のエピソードにも登場するのでした(最後の項目で触れます)。
演じられた崔爾康さん、凄く印象に残りました。
犯行を自白した時、急に取り乱して舞台化粧を強く擦り付けてメイクが崩れる様も怖くて忘れられないですし、舞台化粧も美しかった。
考えてみたら崔夫人(朱子岩さん)との関係はお互いがそれぞれに語っているだけで二人で過ごしたシーンはなかったように思うのですが(駆け落ちでのすれ違いくらい)、しみじみとした情が感じられて二人とも良かったです。
ピンポイント感想
※この項目はネタバレです。
○魚四、まるで別人になってる!というか生きてて何よりです。「Ⅰ」の時は眉毛の書き方が独特で怖かったけど、それが無くなったら人の良さそうな顔立ちだった。すっかりオラオラ感が抜けたのかと思ったけど、腕っぷしの強さは健在。
○郭得友、丁卯の二人がオタオタしながらも危機を乗り越えるシーンがやっぱり好き。
○「Ⅰ」では敵役(と言っても小者感もあるけど)だった付来勇が、本作ではすっかり郭得友、丁卯側の人間になっていて面白い。
○「Ⅰ」からずっとお馴染みのキャラだった老三や鉄牛があんな形で世を去ったのが悲しすぎる。
○慈善晩餐会のカクテルメニューを使った謎解きシーンが好き。原作者の名前も入っていてファンサービス。
○水晶宮、なんだか乱歩っぽくていい!
○「Ⅰ」のラスボス、魔古道トップ連化清の変わりざまにビックリ!なかなかにエグかった…。
○顧影と郭得友が赤ヒルの中毒で入院中、密かに注射した女性がパッと見、蘭蘭に見えるのはいかがなものかと(実際は戎傲霜)。そうでなくてもその行為自体が謎なのに余計ややこしくて。スタイリングの問題かと(偽装するにしても蘭蘭の姿を選ぶとは考えにくいので)。
またこれ、解毒して助けたかに見えたけど、結局は新人類細胞?を入れて実験をしていただけで、治ったのは本人のポテンシャルだったというびっくりのオチ(ラスト戎傲霜のナレーションより)。
○万宝楼の陸老板の喋り方と声がちょっとクセになりそうw ソフトでなぜかちょっとセクシーな感じ。喋っているのは四川語らしいですが、響きも違うのでインパクトがありました。
ところで、なんでヒゲにイルミネーションついてんだろw で、よく見たらメガネのレンズも四角と丸だし。
○丁卯の脚は途中で治るのかと思っていたけど、ラストまで治らなかった。
ラストについての考察
※この項目はネタバレです。
結局のところ、はっきり「こう」とは言ってないんでしょうね。
ここで余韻(想像の余地)を持たせた終わりにすることもできるし、今後、続きを作ることもできるし…という感じで(そうなるとまたキャスティングが見ものです)。
本編(BS編集ラスト)版
まず郭得友が、変異した連化清(半魚人)を倒したのは確かで、さらに進化した新人類になり始めた(?)郭得友でもあることですし彼自身は無事だったとは思うのですが、陸に上がったシーンは無く確実に助かったという確認はできません。
…というところで終わったのか、続くのかを曖昧にしてる感じなのかなと思っています。
戎傲霜のナレーションによる実験の告白に続いて、煙の術中のようなセットでの郭得友の独白シーン。
初見で字幕の言葉と郭得友、顧影の動きだけではどういう状況なのか、今、何をしているのかわかりませんでした。
日本語字幕の文字数制限がかなりタイト(1秒間に4文字とか)なので余計にわかりづらくなっていると思うのですが、実際のセリフを聞いてみると一つ一つ『誰々とこういう約束をした。生きている限りはそれを守る』と言っています。
「師匠と龍王廟を守ると約束した。生きている限りはそれを守る」とか「鉄牛と水死処理隊を守ると約束した。生きている限りは〜」とか「丁卯と彼の子供の面倒を見る(将来の話?)という約束をした。〜」など。それは郭得友の”独白”です(それぞれの人は目の前にいない)。
ただ最後の顧影を娶る云々については「你(あなた、お前)」という二人称を使っています。つまり”目の前の人”に語りかけているということになると思います。実際映像では顧影と向かい合う様子が見えます。さらに他の人との約束は「生きている限りは〜」と言っているのに対し、顧影には”生きていようがいまいが”というような表現を使っています。それだけ顧影を娶る意志が強いということなのかなと思います。
また、状況はいつもの”煙の術中”のような場所です。これはこの瞬間が”現実ではない”ことを意味していると思います。なので”生きていようがいまいが、顧影と一緒になる意志が強い”というだけで、やはり郭得友が実際に生きているかそれとも死んでしまったのかは曖昧にしている…という風に見えました。
…私の解釈はこんな感じです。
ノーカット版(エンディング中のワイプに出てきたラストエピソード)
《エピソードの内容》
衣装を着た聶小秋が歌いながら舞台に登場すると、舞台中央に椅子に縛り付けられた都督が見える。
二階客席にはただ一人”仮面の男”(肖蘭蘭に「水命の娘」と言った人)がその様子を見ている。
歌いながら都督に近づいた聶小秋は白絹で都督の首を絞め殺害。”仮面の男”は拍手を送る。そして仮面を取ろうとするが…(END)
聶小秋が都督を殺したのは復讐としてわかるけど、それを客席で見ていた仮面の男が謎です。なんでそんなところにいるの?…というか、本当は誰?
皆さんの考察を見ていると”仮面の男は陸老板”だと推理する人もいるようですが(なんでも知ってるし…特に小河神が「進化」したことを知ってるのは不思議過ぎです。さらによく見たら似た感じのお面が店にぶら下がってるんですよね。※初めて郭得友、顧影が万宝楼に行った時、陸老板が磨いていたお面の左のお面)ただ、これは本当にヒントがない。わからないです。
都督が結局、物語の中でどういう役割だったのかというのも謎ですが結局、謎解きの内の黒幕候補ってだけで、それほど意味のあるポジションでもなかったのかもしれないとも思います。
ただ、外交官が会おうとしていたのは彼だろうし、そうなるとグーテンベルク協会の一員ではあるのかな?う〜ん。
まとめ
考え出すと止まらないし、思いついて確認のために録画を見返すと他のことも気になってしまう…。
すっかり「河神」沼にハマってしまったようです。
ま、存分に楽しめたということで♪
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↓こちらは「Ⅰ」の感想
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