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【中国映画】「重启之深渊疑冢 Reunion: The Great in the Abyss」感想:「重启」番外編映画第2弾。黒花2人のエピソード感が強い映画。

中国ドラマ

YouTube「YOUKU MOVIE-Get APP now」チャンネルにて中国映画「重启之深渊疑冢 Reunion: The Great in the Abyss」(2022)を見終わりました。
上映時間:90min.
(ビジュアル、その他情報などはこちら→百度百科
※「盜墓筆記」シリーズまとめ記事はこちら→1:概要・作品リスト編

こちらは私の大好きな「盜墓筆記」シリーズの映画作品で、以前見た「重启之蛇骨佛蜕」に続いて2番目の「重启」番外編映画となります。(話は続いていないようですが)

本作も黒瞎子が主人公となっていて「重启之蛇骨佛蜕」と同じく季晨さんが演じられています。
前回はいわば”黒瞎子のある仕事”という感じのエピソードで”黒瞎子の日常”っぽい内容でしたが、今回はお宝探し(今回は昆虫)をベースにしつつも黒花瞎子&小=解雨臣)二人の関係性をメインに描いた内容となっていました。
黒花推しの方は見逃せないんじゃないでしょうか。大人な二人といった雰囲気で良かったです。

何十話もあるドラマと違って尺の短い番外編映画ながらも、地下宮殿も出てきたり、お馴染みキャラが2人(名前だけの登場を含めると3人)も出てきたりと、ちゃんと「盜墓筆記」の世界観が楽しめて良かったです。
やっぱり好きだな〜この世界観♪

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主なキャスト

黒瞎子(黒眼鏡)(盗墓を生業にしていて武術の腕前も高い。特殊な眼病を患っており、暗い所ほどよく見えるため昼夜を問わずサングラスを着用しているが、戦いなどでも全く支障がない(瞎子=視覚障害者)。不老体質らしく、見た目は青年のようだが100歳前後である。黒瞎子黒眼鏡もあだ名で本名は不明):季晨

解雨臣(老九門解家の現当主。「小花」と呼ばれている。老九門解九爺の孫)季肖冰

感想

「重启」番外編映画第1弾である前作は、単独で見ても楽しめそうな内容でしたが、それに続く本作はメインストーリーの番外編という色が強く、ある程度の世界観の知識がないとよくわからないだろうなと思える内容でした。完全に「盜墓筆記」ファン向け作品というか。
特に黒瞎子解雨臣の関係性については知ってる前提でこの映画は作られている感じがします。
(この点では、ドラマでいうと少なくとも「終極筆記 Ultimate Note」は見てる前提かと)

あと単純に、なんであんなに解雨臣は強いのか?とかもw
ぱっと見、青年実業家といった雰囲気ですし、彼がどういう人物なのかもわからないと、話が入ってこなさそう。黒瞎子は見た目と生業がわかりやすくイコールですがw

さて、その黒花ですが、良かったです。大人な二人でしたし、黒花独特の距離感と絆が感じられました。
この二人って瓶邪張起霊呉邪)と比べるとかなりドライだし、胖邪王胖子呉邪)みたいに”ツレ感”があるわけでもない。でもおそらく世の中で一番気にかけている相手同士なんだろうなという感じの絶妙な距離感で。

黒瞎子を演じられた季晨さんはもう3度目のベテラン(?)ですが、解雨臣を演じられた季肖冰さんはこのシリーズ初出演。でもお二人の相性は良かったと思います。またどちらも同じ姓でw
地下宮殿の棺を開ける開けないで戦いになったシーンは印象に残っています。二人ともお互いの命(身体)を思っての主張なんですが。(だからお互いが本当に危なくなった瞬間はもちろん助けるんですよね)

ところで黒瞎子の眼病がそんなに深刻な状況だったとは驚きでした。
私は原作は全く知らず(読めないw)映像作品を見るのみで、そこで描かれている情報しか知らないので、黒瞎子の目については特殊な状態ではあるけど、それで現状維持しているのだと思っていたのに、病状が悪化していたなんて(視力云々という問題だけでなく、寿命も縮まるのだとか。それで小花が「目を治して後100年生きろ」と言ったんですね)。
いつもどんな状況でも飄々として、なんならいつでもうっすら笑みを浮かべているような人なのに、本作ではいきなりセミリタイアしている様子から始まっていて…。
小花が手を尽くす気持ちもわかります。

その黒瞎子の目ですが、本作でも2度ほど彼がサングラスを外すシーンがありました。
彼の目を見た人間は生きて帰れないとかなんとか言われる目ですが、案の定画面に顔は映らずで、やっぱり見せてくれないのね、とちょっとがっかり。
まあ、どんなお顔か知ってるけどw
(ちなみにドラマの「重启」ではしっかり映ってました。瞳の色がかなり特別な感じ)

また、本作でも黒瞎子お馴染みの…(もはやテーマソングと言ってもいいのかもしれないけど)の「青椒炒飯歌」が軽い鼻歌でほんのちょっとだけだったですが、ちゃんと聞くことができてニンマリしました。
もう、こうなったら登場のたびに歌わなきゃすまないのでは…?(でも季晨さんだけなんですよね。「終極筆記 」だったら、演じられた劉宇寧さんは”本業”だし、どんな感じになるんだろうって急に興味津々に)

エンドクレジット後の彩蛋でロシアの地に降り立った黒花の二人がほんの少し映りました。豆瓣の皆さんのコメントによると「花夜」というエピソードなんでしょうか。これで黒瞎子の目も治るのかしら?気になる〜!
わざわざそれを入れたなら、これも映画化しなきゃダメですよねw できれば同じ二人で!

あと、どうでもいい感想ですが、今回の敵(今回も長くてニョロニョロした巨大な化け物だった)も視覚に頼らないヤツだったので、ロックオンされた時に画面の中の人たちと同じく見てるこっちも息を止めちゃうのが結構疲れましたw

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